ＪＵ山口（山口県防府市、長江雅裕理事長）は９月１０日、「ＪＵ中四国ジャンボオートオークション（ＡＡ）・ＪＵ共有セリシステム８周年記念ＡＡ」を開催した。当日はＪＵ中国四国連絡協議会（安部英雄会長）の各県ＪＵなどから多数の県外会員ら来場した。ＪＵ福岡やＪＵ長崎など、ブロック外からの来賓も出席、盛大なジャンボＡＡを開催した。

　セリ開始前のセレモニーで長江理事長は「来月１０月からは消費税が１０％に引き上げられる。今日のＡＡでしっかりと仕入れていただき、増税前の駆け込み需要に対応する小売りダマを確保し、ご商売にお役立てください」と挨拶を述べた。

　同商組では今期から大和拓也氏が流通委員長を務める。大和氏は青年部会員でありながら、若手の有望株として親会の副理事長にも抜擢され、流通事業を任されている。青年部会での活発な活動もあり、ＪＵ中四国の各県やＪＵ近畿、ＪＵ九州などとの交流を活発化、ＡＡ事業の盛り上げにつなげている。

　今回にジャンボＡＡに際しては、２つの特設コーナーを用意した。１つ目は「ステージ１コーナー」で、出品条件は「平成２８年式以降かつ走行距離３万ｋｍ未満の出品車」（修復歴車除く）。２つ目は「ステージ２コーナー」で、出品条件は「平成２４年式以降かつ走行距離８万ｋｍ未満の出品車」（修復歴車可）。高年式かつ高価格帯の良質小売りダマを集める「ステージ１」と中低年式も含めながらお手頃価格の小売り向け中古車を集める「ステージ２」という２つのコーナー特性で、バイヤーに幅広い価格レンジの小売りダマを供給した。

　前日９日には、山口市内のホテルで前夜祭を開催した。ＪＵ中四国ブロックなどから多数の来賓も招き、盛大な食事会で懇親を深めた。