ＪＵ山口（防府市、大和拓也理事長）は７月９日、「ＪＵ中四国青年部ＪＡＡ」を開催した。タマ不足の中で、出品台数は目標の６００台を大きく上回る６４９台に上り、成約率５５．８％、成約単価５１万９０００円という高実績だった。ＪＵ中国四国連絡協議会（上田純二会長、ＪＵ中四国）の青年部会（森本太一郎代表幹事）のＪＡＡということで、中四国各県や他ブロックからも多くの青年部会メンバーが集まり、活気あふれるＡＡを展開した。

　セリ開始前のセレモニーでは、ＪＵ中四国の上田会長があいさつに立ち「ＪＵ中販連組織は中古車業界に関する各種税制や法制に関する働きかけや陳情を行うなど、業界を代表する組織です。厳しい市場環境ではありますが、皆の力を結集して、この難局を乗り切っていきたい」と、結束強化を呼びかけた。

　開催県を代表し大和理事長が「前日から活気あふれる会議や講演会、前夜祭でした。本日は長丁場のＡＡとなりますが、最後まで活発なコールをお願いします」と、あいさつを述べた。

　高井健太青年部会長は「本日は６５０台もの出品車が集まりましたが、皆様のご協力のおかげです。良質車がたくさん集まっておりますので、ご協力をお願いします」と感謝の言葉を述べた。

　同会場では、今回の成約単価が５１万９０００円に上るなど、全国ＪＵ系でも屈指の高成約単価会場。高年式・高額車が中心の「ステージコーナー」など、日頃から良質車が多数集まり、活気あふれるセリを展開している。「展示車映像テントリ」や「展示車映像テントリ（ＪＵ香川ヤード）」なども良質車集荷に大きく貢献している。

　前日には山口市のかめ福オンパレスで、ＪＵ中四国青年部会の代表者会議と講演会、ＪＡＡ前夜祭を開催した。講演会では「効果的な情報発信でビジネス拡大」と題して、防府市出身でモデル・タレントの中野依里さんが講師を務めて、ＳＮＳ（ソーシャル・ネットワーキング・サービス）のコツをレクチャーした。前夜祭には、ＪＵ中四国各県青年部会員のほか、ＪＵ九州からも福岡や長崎、熊本から多くの青年部会員が出席し、懇親を深めた。