ＪＵ鹿児島（鹿児島県姶良市・新園康男理事長）は５月１７日、「第１回青年部会担当記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。「福重泰治青年部会長ファイナルＡＡ」のサブタイトルをつけた今回の青年部会担当記念は、目標出品台数を大きく上回る５７８台の出品車を集め、成約率は６４．５％の高率だった。

　セリ開始前のセレモニーで福重青年部会長は「皆様のご協力のおかげで本日は目標を大きく上回る出品台数を集めることが出来ました。前年度の青年部担当記念ＡＡの総出品台数は２９８８台に上り、成約率６７．２％という活発なＡＡを開催することが出来ました。これも親会や青年部の皆さんの多大なるご協力のおかげです。本当にありがとうございます」と、心からの感謝の言葉を述べた。

　当日は「ディーラー＆青年部コーナー」を特設した。文字通りディーラーと青年部会員限定の出品コーナー。同コーナーには７３台を集荷したほか、青年部会員からの出品台数は１６７台に上った。福重部会長のファイナルＡＡということで、県内外から多数の来場者が集まり、「売り」「買い」の活発なＡＡを展開した。

　福重青年部会長体制の青年部会担当記念ＡＡでは、常に高い水準でＡＡ実績が推移していた。福重氏を支援するため、ＪＵ九州各県青年部会メンバーが集まり、出品、落札での多大なる協力も特徴となっている。
　福重氏の人柄に、周囲には仲間が集まり、ＪＵ九州青年部会の「輪」を強く大きなものとした。福重氏を「ＪＵ九州青年部会の代表幹事に」という声も自然と上がっていたが、２１日開催の通常総会での退任を決めていたこともあり、今回のファイナルＡＡを最後にＪＵ鹿児島の青年部会長を勇退することになった。