ヒーロー・メンバーズ・オートオークション（埼玉県ときがわ町・渡邊宏社長 以下、ヒーローＡＡ）は７月11日、「開場26周年記念ＡＡ Ｐａｒｔ１」を開催した。　

　例年に習い、出品店と落札店がしっかり売り買いできる状況を第一とし、通常開催により近い状態での周年記念開催を意識し、今回も周年記念を２回に分けて開催した。

　当日のセリは、出品目標の１５００台を上回る１７０１台を集荷。成約は１１７０台、成約率68.８％。平均成約単価36万９０００円と、昨年の周年記念を大きく上回る成約率と平均成約単価を記録し、周年記念に相応しい好結果を収めた。

　開催に先立ち挨拶に立った小河達人取締役事務局長は「目標を上回る出品に感謝。26周年を迎え、長くお付き合いをいただいている会員様から『出品するよ、参加するよ』と温かい声援をいただき本日の台数に繋がった。いただいた車が商売に繋がるよう努める」と謝辞を述べた。続けて「ＳＡＡ関東から過去最高に迫る４００台の出品をいただいた。今期より、関東地区におけるＳＡＡ開催会場として、ＳＡＡコーナーは成約率９割に迫る高実績を記録している」と紹介。最後に「ヒーローＡＡは、出来ることを確実に取組み、社員全員で臨んでいく」と述べた。

　取材の場で小河取締役事務局長は「毎開催、ディーラー出品車が約７割を占めている。また、ＳＡＡ関東のスタートに併せ、出品確定を早め、ネット上への早期アップが奏功し、外部応札も増え、成約台数が伸びている。ここ数年は外国人会員も増えており、今日は今年一番の来場社数を記録した。ヒーローＡＡに来ることを楽しみしてくれている会員様がいるのは有難い」と語った。

　今年度は、年末年始までに撮影システムのリニューアルを行い、両対角の写真を追加し、写真枚数を６枚から８枚に増やす予定。