ＫＣＡＡ福岡（福岡県古賀市・大峰高社長）は１月８日、「初荷記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。同会場は２０１４年、出品、成約とも２けたの伸びを見せ、中でもディーラー出品の増加が際立った。１５年は同会場単独で１０万台出品を目指す。

　セリ前のセレモニーでは大峰社長が挨拶に立ち、「会員の皆様と共に輝かしい新年を迎えられたことを大変嬉しく思います」と語ると共に、昨年のグループ展開を振り返った。KCAAグループでは１４年、南九州会場の新築建て替えや、４会場全てのネット整備の完了等などを実現し、セリ環境の強化に努めた。

　これに加えて福岡会場では、出品店総数の増加とディーラー出品の増加による相乗効果で、年間出品台数が前年比１２．２％増となる９万６４６５台。年間成約台数も同１２．３％増の３万２４７３台を記録した。特に出品においては、ディーラー出品が前年比３２％増と大きな伸びを示した。

　また、自社ネットを通じた成約台数も前年比２０．４％増の伸びを見せており、１４年は同会場にとって大躍進の１年となった。

　大峰社長は前年実績を報告するとともに、「これもひとえに会員の皆様のご愛顧のたまものです。本年も皆様にご利用頂ける会場となるべく、社員一丸となって頑張ってまいります」と、深い謝意を表した。

　福岡会場は１５年、１０万台出品を目標とする。さらにグループ全体では２３万５０００台の取扱い台数を目標とする。「ひつじ年だけに会員の皆様とともに、末広がりの穏やかで良い１年になることを祈念致します」（大峰社長）と挨拶を締めくくった。

　なお、同会場では１月１５日に「新会場１５周年記念ＡＡ」を開催する予定。さらに勢いに乗る開催となることが期待される。