荒井商事（神奈川県平塚市・荒井亮三社長）は１０月１６日、アライオートオークション小山４輪会場（栃木県小山市）にて「開場２７周年記念ＡＡ＆ＪＵ関連協オータムリレー＆コラボ記念＆ＪＡＤＲＩリレーオークション」を開催した。

　当日のセリでは、出品１,４８３台を集荷。成約数は１,２４７台となり、過去最高となる成約率８４.１％を記録した。

　開催当日のセレモニーで挨拶に立った荒井寿一会長は、「小山会場は４輪とバントラの２つのチャンネルを同一週に開催する全国でも稀なオークション会場であるが、新たに来年初めより建機オークションをスタートする。５年先、１０年先の発展へ向け重要な年となるが、皆様から必要とされる会場として今後も取組んでいく」と抱負を述べた。続けて、「本日は出品の９割以上が新規出品車であり、高成約が期待できる。成約率新記録を目指します」と意気込みを述べた。

　来賓を代表してＪＵ関連協・磯﨑孝流通委員長（ＪＵ茨城理事長）が挨拶に立ち、「ＪＵ関連協リレーは今回で４２回目を数え、小山会場は１５回から参加し、その後ベイサイド会場が加わり、本年11月からは仙台会場が東北リレーに参加する。今後も一緒にコラボレーションしながら関連協リレー開催を盛り上げていきたい」と述べた。　

　続いてＪＵ関連協・高谷昭彦小売振興委員長（ＪＵ栃木理事長）は、「コラボAAを通じて、互いに会員様の為に何が出来るかを考えている。オークション会場は車両の流通のみならず、会員様の交流の場、情報交換の場でもあり、皆様に貢献していきたい」と述べた。

　最後に日本自動車流通研究所（ＪＡＤＲＩ）・小島健治事務局長が挨拶に立ち、「荒井商事の経営理念の中に、『我々はチャレンジする事を恐れません』という言葉がある。まさにそれを実践している会社であり、会場だと感じている。ＪＡＤＲＩは来年１０周年を迎えるが、本日は１２９回目のＪＡＤＲＩリレー開催となる。活発な応札を頂きたい」と述べた。

　当日は、新規出品車両比率が９０％超となったセリに加え、特設コーナーも設置。各種イベントと併せ、４タイトルＡＡを盛り上げた。

　アライＡＡは、「今後も量より質への転換をテーマに買い手、売り手に本当に必要とされる会場運営を目指す」としている。