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明治モータース、BYD正規ディーラー「BYD AUTO東京杉並」を開設

新型軽EV「RACCO」を展示 BYD国内累計登録は1万台を突破

 明治産業(東京都千代田区、竹内眞哉社長)の100%子会社である明治モータース(東京都千代田区、齋藤剛社長)は7月31日、東京都杉並区浜田山にBYD正規ディーラー「BYD AUTO東京杉並」をグランドオープンした。2023年10月開業の「BYD AUTO東京品川」に続く同社2店舗目で、東京では11店舗目のBYD正規ディーラーとなる。

 オープン当日はショールーム内でオープニングセレモニーが開かれ、明治産業の竹内社長、BYD Auto Japanの東福寺厚樹社長、明治モータースの齋藤社長が登壇。設計建築、金融、報道など関係者多数が出席し、新拠点の門出を祝った。会場には7月28日に発表されたばかりの日本市場専用の新型軽EV「RACCO(ラッコ)」も展示され、来場者の注目を集めた。

 竹内社長は、1933年の創業以来、自動車部品輸入や車両販売、製造など自動車業界とともに歩んできた同社の歴史に触れ、EVの専門整備や先進運転支援システム(ADAS)のトレーニング体制を整えるため神奈川県大和市に研修施設を設けたことがBYDとの出会いだったと紹介。「実車を自ら販売してこそ得られる現場の学びがある」と、数十年ぶりに車両販売へ再参入を決断した経緯を語った。RACCOについては「BYDの王伝福総裁が来日時に日本の軽自動車需要に着目し、通常50カ月ほどかかるとされる開発を3年足らずという異例のスピードで実現した注目のモデル。地域に根ざした店舗としてEVの普及に努めていく」と意気込みを示した。

 東福寺社長は「整備体制が確立できなければ新車販売は始められないという考えのもと、参入初期から共に歩んでくれた明治産業・明治モータースは非常に心強い存在」と両社の技術・販売支援に謝意を表明。「品川店は全国でもトップクラスの販売実績を上げており、55店舗目の正式ショールーム(準備中を含め77拠点)となる杉並店にも大いに期待している」と祝辞を贈った。さらに、同日にBYDの日本国内累計登録台数が1万台を突破したことを明らかにし、「1万台を超えると街中でBYD車を目にする機会も増える。年内100拠点の準備ベース確立を目指し、輸入車主要ブランドと肩を並べる規模へと成長していきたい」と展望を語った。

 齋藤社長は「BYDが掲げる『地球の温度を1度下げる』という高い環境志向に共感し、社会的な意義を感じながら1台でも多くのEVを届けてきた。日本の暮らしの足である軽自動車市場にBYDが参入する記念すべき週に、杉並・中野・新宿という重要エリアを担う新店舗を開設できたことは感慨深い」と挨拶。新店舗は店長以下5名体制でスタートし、10月には近隣に本格的な整備工場を開設して7名体制へ拡充する計画を明らかにした。

 アフターサービス面では、10月19日に店舗から約300メートルの杉並区高井戸東3丁目に「BYD AUTO東京杉並 サービス工場」を開設する予定。同工場は、明治産業の最先端整備・技術拠点「Seiken e-Garage杉並」の1階に設置される。高電圧電流を扱うEV・PHEV車両の安全な整備や、エーミング作業をはじめとするADAS対応の最新機器を完備するほか、同社が強みとするバッテリーマネジメント技術と一体化した整備環境を構築し、バッテリー診断・メンテナンスまで一貫して対応する。販売から高度なアフター整備までグループ一体で顧客のカーライフを支える体制とする。

 展示車両はRACCOのほか、「BYD SEALION 6」「BYD SEALION 7」「BYD SEAL」「BYD ATTO 3」「BYD DOLPHIN」の各モデル。営業時間は10時〜18時30分、定休日は火曜・水曜(9月末までは無休で営業)。


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