ＵＳＳ名古屋（愛知県東海市、瀬田大社長）は９月１９日、年間最大イベント「ＵＳＳ名古屋会場開設４３周年記念ＡＡ」を開催。当日は、歴代最多出品１万４５６２台、成約９７３０台、成約率６６．８％、平均成約単価１９３万１０００円、出品店数２２２９社、来場店数２１４５社を記録する記念開催に相応しい結果となった。

　セリ前のセレモニーで瀬田社長は「皆様のおかげをもちまして、名古屋会場は４３周年を迎えることができました。グループ全体では１０月２２日に神戸会場が２０周年を迎えます。１１月には大阪会場が６レーン化に増設。また、来年の１月１３日に横浜会場が新しい建物でリニューアルオープンを計画しております。さらに、この３年以内に東京会場のリプレイス、群馬会場の建て替えと駐車場の増設という計画もしております。これからもグループをあげて会員様の商売環境を整備していくということに力を出してまいります。また、本日の名古屋会場は、皆様のご協力で、出品台数が過去最高の１万４５６２台となりました。本当にありがとうございます」と述べた。

　続いて、丸尾直輝会場長代行が「会員の皆様のおかげで、歴代最高の出品台数を記録することができました。また、１２レーン開催によって、セリ終了時刻も一番遅いレーンで８時１０分スタートとなっています。以前よりも早く大きな台数を競りにかけることができるようになっています」とあいさつを行った。

　コーナー別では１２日の開催からスタートしたコンパクトプライムに５９２台、セカンドプライムに１６８台を集荷、新鮮な車両が集まることでバイヤーから人気のプライム系８コーナー合計に全体の４割を超える６３４０台を集荷したことが、過去最高成約台数に結びついた。　

　取材の場で丸尾会場長代行は「会員様のおかげで最多出品台数の記録が更新できた。また、検査、引きまわしの体制とヤード不足の問題を事前に解消しておいた。３年前に名古屋会場に会場長として赴任した時から記録更新を意識しており、その結果、出品台数、成約台数、出品店数、平均成約単価の４項目で更新をすることができた。協力していただいた会員様と会場スタッフには改めて感謝している」と述べた。