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組織体制を大幅強化し成長戦略を推進

  • 市川進一社長 市川進一社長
  • 左から田村取締役、市川社長、勝田取締役 左から田村取締役、市川社長、勝田取締役
 オークスモビリティ(東京都新宿区、市川進一社長)は組織体制を大幅に強化し、新たな成長戦略を推進していく。営業部門の再編と人材育成に注力し、顧客層の拡大と対応力強化を目指す。 また、組織体制の刷新を通じて、強固な経営基盤と人材が育つ環境を整え、オークスモビリティ独自の企業文化を醸成していく方針だ。

■2本部体制へ移行、専門性と効率性を追求
 従来の組織体制を見直し、「経営企画本部」と「営業統括本部」の2本部体制へと移行。これに伴い田村亮氏が取締役執行役員経営企画本部長に、勝田淳氏が取締役執行役員営業統括本部長に就任。経営企画は「経営企画部」として3つの部に分化し、営業統括本部には「新規事業部」「営業企画部」を新設。さらに、東京、名古屋、大阪にそれぞれ「センター長」を配置し、エリアごとの現場対応力を強化する。
 新体制では、各部門の専門性を高めつつ、連携を密にすることで、効率的な業務遂行を目指す。中でもオークション会場や、保険会社・リース会社との対応を担うⅤC(バリューチェーン)チームは、業務の中核をなす重要な部署として位置付けし、専門性を高めていく。

■市場拡大と新規事業開拓に意欲
 オークスモビリティは、事故車売買の効率化ツールである「オークスプライシング」や、リースアップ車両の損害状況をスマートフォンで簡易に確認できる「オークスチェッカー」といった自社開発ツールの普及にも注力する。特にディーラーやリース会社といった主要顧客層への浸透を図ることで、土日対応や損傷求償といった現場ニーズへの対応力を強化し、市場シェアの拡大を目指す。
 市川社長は、自社独自の営業力でさらなる事業拡大を目指したいとし、サーキュラーエコノミーや部品リサイクルといった新規事業の開拓にも意欲を示している。

■基盤作りと人材育成の強化を通じ企業文化醸成
 市川社長は、今年度の取り組みとして「マーケットの拡大も大切だが、基盤作り、特に人を育てる環境をいかに整えていくかが重要」と話す。将来的には、社員が共有する「オークス風土(企業文化)」を確立し、その仲間を増やしていきたいとの意欲を示した。
 今回の組織体制変更も、この基盤作りの一環と位置付けている。市場拡大や事業展開といった短期的な目標に加えて、長期的な視点での組織連携と企業風土の構築に重点を置き、持続的な成長を目指す。

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