１０周年記念ＡＡを開催

オークション 2015年04月23日

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節目の開催で累計１００万台を突破

会社名：TＡＡ横浜

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　トヨタユーゼック（千葉市美浜区・向井英夫社長）が主催するＴＡＡ横浜会場（横浜市中区）は４月１１日、「ＴＡＡ横浜１０周年記念ＡＡ」を開催した。
　同会場は、開場１０周年を迎える４月を「ＴＡＡ横浜１０周年記念月間」と題し、４月の全４開催を記念ＡＡとして開催。全４開催において１０周年に感謝の意を込め来場取引賞と来場記念品を用意し、会員を迎える。目標出品台数は、月間を通じて設定。出品店とバイヤーの双方が商売をしやすいことを最善とし、月間を通じて集荷に取り組む。

　セリ前のセレモニーは、堀内幸治会場長の挨拶にはじまり、向井社長より「開設以来、首都圏、地元の神奈川県のお客様を中心にご愛顧いただいてきた。開設当初は開催平均１５００台、成約率も４９.８％の実績であった。会員の皆様に期待に叶わない厳しいスタートであった。数年し開催平均２０００台を超えると思われた頃にリーマンショックの影響を受け、台数も頭打ちになった。こうした状況の中においても会員の皆様の叱咤激励を受け会場スタッフは頑張ってきた。その結果、昨年度は年間で１２万台の出品、開催平均２５００台。成約率も８１％を超え活発なオークションを開催できるようになった。これも会員の皆様のおかげであり、本日の記念開催において累計１００万台突破の節目も迎えることができた」と謝辞が述べられた。
　続けて「昨年は会員様の商売の環境を少しでも改善したいという想いから、４月に立体駐車場の増設とＴＡＡ初となる４レーン化を実施。夏頃にはレクサス車を中心とした国産プレミアムコーナーの新設などラインアップを充実することができた」と昨年の取組の紹介がなされた。
　最後に今年６０周年を迎えるトヨタユーゼックとして、「これまでの蓄積を活かし、中古車業界において特に流通分野においては、より健全な市場が成長できるように貢献したい」と抱負が述べられた。

　セレモニーでは、開設以来４９０回の毎開催に出品された会員に感謝状の贈呈もなされた。

　昨年度は初の出品１２万台超えに成約率が２年連続で８０％を超える横浜会場について、初代会場長を努めた大島敬夫取締役は、「横浜会場は土曜日開催であり開設当初はどれだけの方に会場を利用いただけるか読みにくかった。今では検査精度の高さと良質の出品車を評価いただくと共にシステムの発展も手伝い、外部落札が３５％まで伸びており来場と併せ多くの会員に利用いただいている」と手応えを語った。
　向井社長は、「ＴＡＡが取組んでいる『絆づくり』を会員様に理解していただき、良いと言ってもらえている。中古車流通が活性化できるように、会員様の商売がうまくいくようにしていきたい」とし、堀内会場長は「会場が一体となっての連携プレーで組織全体で運営していきたい」とそれぞれ抱負を述べた。

　当日のセリ結果は、出品３７８４台、成約３１１１台、成約率８２.２％、平均成約単価５５万７０００円の好結果を収めた。

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