「義」と「礼」を重んじ、有言実行で『ＪＵ宮崎』を改革する黒木嘉興氏
拡大
「『ニ期』３年目のスローガン」への想いを馳せる
宮崎県中古自動車販売協会・宮崎県中古自動車販売商工組合会長・理事長 黒木嘉興氏
当商工組合の流通委員長を踏まえての理事長就任時に痛感致しました事は、今日、諸先輩方が積み上げて来られた崇高な財産と共に“旧態依然”とした“負の遺産”が有るのも事実でした。その改善には“常在戦場”の覚悟を決め、根本からの『原点回帰』『大改革』が必要で有りました。それには先ず職員・理事・組合員の「意識の改革」をする事、その事からスローガンの掲揚、掲額が必要だった訳です。
会長・理事長就任１年目が「改革元年」を旗印に「挨拶の励行」・「マナー向上の推進」・「相身互い＝他人（ひと）を思いやる心」を事務局・会場内のあらゆる所に掲額し、その発信に努めて参りました。もちろん、それは私自身が率先垂範しなければなりません。出勤後まずは『早朝出勤者の来場者お一人お一人への挨拶、食堂・アルバイト員への挨拶、理事朝礼、ＡＡオープンセレモニー迄の間隙を縫っての来場者への更なる挨拶、そして最後にセレモニー後の『未挨拶者（全来場者）お一人お一人への挨拶』を日課としております。
２年目が、『実行飛躍の年・目指そう１１１(トリプルワン！)・１年目のスローガンを基に、より実務的な目標として、通常ＡＡの最低目標台数を１１１台とし、それに掛けて、とにかく何らかの部門で、１番を目指そうと決めました。スローガンの数字は甚だ小さいものですが、その目標は果てしなく高いものでした。
その結果、ＡＡの出品台数が１０年間で最高という結果を得る事が出来ました。この２年間を振り返りますと、商組の「可視化」・開かれた理事会(傍聴希望者にオブザーバーとしての参加を認めています)・部門別に決算フォームの大改編（精査された前月決算書を翌15日までには開示）・ポイント制の完全実施決定等々、改革できた事案は、小さいものも含めて１００以上に上り、前年度は２０年振りの配当と２年連続での配当、更には、事務局共々一致団結した理事会運営が出来、真の商組安定に繋がっていると思います。
今期３年目は、過去２年間のスローガンに更に上積みをして、『小さくても光る商組！目指そう会員満足度Ｎｏ.１！』を掲げました。これは、全国５３商組有る中で、私共本当に小さい商組でも、何か一つでも『一番』を取れるもの、光るものは無いものか？を案じた結果生まれたスローガンです。商組の根幹であるＡＡ出品台数等では、常に"蟻さん状態"では有りますが、中には"象さん"に勝るものも・・・と密かに自負を致して居ります。
今後共、組合員の支援・相互交流・情報共有が私共商組の大きな目的であり、目標でも有ります。その事を考えますと組合員間の「平等性」を更に追求して行かなければなりません。そして、究極の目標は、執行部理事が短期間で変わろうとも、理事会・事務局を「軸」に常に「安定した商組運営」が出来る様にする事が私の務めだと堅く認識をしています。
幸いな事に、今は、中西流通委員長、染矢総務委員長、小倉金融委員長、平山青年部会長兼指導環境委員長、黒木小売振興委員長、橘ネット化推進委員長を各筆頭に田中理事、木之下理事、黒田理事、三樹理事、皆本理事、宮崎事務局長・事務局共々見事に支えて頂き、真の意味で、一枚岩の執行部体制が構築されています。その結果、重要案件の決定の流れも以前は、「四役会→理事会」であったものが現在は、「理事会→四役会→理事会」と、より開かれた合議の上での商組運営に繋がり、その事が多くの組合員支持を頂いている結果と考えます。
今日まで、諸先輩方が築き上げて頂いた崇高な御努力に、改めまして心からの尊敬の念と感謝を申し上げ、更には、当組合運営に多大なる御支援を賜っております各会員の皆様方・所轄官庁の皆様方、数多くの関係お取引様方に深謝し、更なる厚い御支援をお願いする次第でございます。
とにもかくにも業界唯一の公的な団体としての責任を全うし、ポイント制完全導入等々組合員相互の平等性を更に追求し、又、交通遺児支援等、地元に根付いた真の意味での安定した組合運営を真摯に謙虚に目指して参りたいと存じて居ります。
西暦元号早見表
2024年04月18日
[
ベイオーク
]
RSS
