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JU中販連(澤田稔会長)は3月23~26日、第7回オールJU全国リレーオークション台湾招待旅行を実施した。今回の旅行には、招待者86名(同伴者含む)・JU本部関係者15名・ブロック企画相乗り16名事務局関係者を含め総勢124名が参加した。
初日の夜、宿泊する昌華酒店のウェルカムパーティーで挨拶に立った澤田稔会長は、『全国JUリレーオークション台湾ツアー』への参加に御礼を述べた後、「全国リレーオークションは今回で第7回目となるが、出品目標2万5733台に対し4万3543台、目標達成率で166・1%と過去最高を記録、前年対比で108.2%となった。出品台数も平成20年に記録した4万5777台に次ぐ、過去2番目の好実績を収められた。これも皆様のお陰と感謝申し上げたい」と謝辞を述べた。
さらに『中古車販売士制度』についても「受講者が当初イメージしていた2000人を大幅に上回る5000人を超えた。現在、国もこの制度に強い関心を示している。今後、全てのJU会員店に販売士がいるようにしたい」と販売士制度の状況について報告があった。
最後に澤田会長は、「今回行き先に選んだ『台湾』は、3月11日に起こった東日本大震災で甚大な被害を受けた日本に対し、同17日に馬英九総統が被災者支援のチャリティー番組に出演し、翌日18日に一般市仁から21億円もの義援金を集め寄付を行ってくれている。さらに7月時点での義援金は200億を超え、世界一の募金を送ってくれている。人口2300万人、平均月収13万円の国がこれほどの額の寄付を行ってくれている。これほど日本に友好的な国は他にないと思う」と述べた。
台北は、到着した23日から連日あいにくの雨模様だったが、参加者は台北市内観光、足つぼマッサージ、飲茶料理、高雄観光、ゴルフ、夜市やショッピングなどを満喫し、26日帰国した。
【台湾の車事情】
現地は右側通行で左ハンドル。経済部国際貿易局に登録をしていない会社あるいは個人が、FOB価格2万ドル相当以上の中古車を輸入する場合、輸入許可証が必要。経済部国際貿易局に登録済みの輸入業者であれば、輸入許可証は不要だが、登録は、国際貿易局貿易サービス部(貿易服務組)、高雄弁事処経済部中南区連合サービスセンターで行う。右ハンドル車は台湾域内でのナンバー登録は不可となっている。
台湾で売られている中古車誌の広告を見ると、ヴィッツやホンダfitなども掲載されているが、トヨタ・レクサス・BMW・ベンツ・ホンダ・日産などの高級セダンやスポーツカーが占める。
販売価格を見ると、2006年式LS430(パール)が93万台湾ドル(日本円約280万)、2008年式BMW535(ブラック)が178万台湾ドル(日本円約540万)と高値で売られていた。一般市民には到底手が届かない高額車が多い。
また一部の高級車販売店は日本と同様に、全在庫を「面議」と表示し価格を示さず「応商談」とする店もある。日本と違い、広告に走行距離や車体ナンバーなどの表記はない。台北市内の家賃や駐車場は高く、会社員が共働きをしてもマンションの購入することは不可能なほど値上がっており、駐車場に車を1日停めるとサラリーマンの一日分の給料が消える額という。台湾では、車は一家に1台、バイクは3台(保有台数は約1400万台)というのが平均的な家庭だという。
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