３１００台超の出品車を集め好スタート/CAA東京

３１００台超の出品車を集め好スタート

オークション 2023年01月17日

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２０２３年新春初荷ＡＡ開催

会社名：CAA東京

新年のあいさつを述べる斉藤社長

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　ＣＡＡ東京（千葉県柏市、斉藤啓太社長）は１月10日、「２０２３年新春初荷ＡＡ」を開催した。

　当日のセリは前年同会を上回る出品３１０７台を集荷。成約は２０４４台、成約率65.８％、平均成約単価64万１０００円の好結果を収め、新年のスタートに弾みをつける開催となった。

　斉藤社長は３１００台を超える開催を受け「好スタートを切れた。出品店様が新春一発目のオークションでどこに出品するかを考え、東京会場を選んでいただいた。その期待に応えたい」と話した。

　当日はＣＡＡの看板コーナーである「初出品」に９５０台超の出品車が集まり、他コーナーも満遍なく台数を重ねた厚みのあるコーナー構成に活発な応札が展開され、斉藤社長が話す「期待に応える」成約率、成約単価を記録した。

　菅澤武志会場長も「出品店数が増え、専業店様の一社一社の一台の積み重ねが３１００台超の開催となった。出品店様の裾野が広がった結果」と話した。

　同会場は地域に根差した営業活動を添加しており、その積み重ねの結果が表れた開催と言える。
　斉藤社長も「東京会場は出品車のバランスも良く競り上がる。また、出品店様と落札店様の間口も広がり、良いセリが行われ好循環を生み出している。今後もより魅力のある会場にしてほしい」と期待を寄せる。
　また、同会場は年末に事務所内をリニューアルした。「顧客満足（ＣＳ）向上のためには従業員満足（ＥＳ）が先」と考え、スタッフの働きやすさを追求し、活気ある職場づくりに取り組んでいる。
斉藤社長は東京会場に限らず全会場をお客様に向き合えるレイアウトに変更した。これらの一つ一つを積み重ね、ＣＳを追求していく。

　セリ前のセレモニーでは初荷開催にあたり斉藤社長が登壇し、３０００台を超える多数の出品と来場に謝辞を述べ、新年のあいさつを述べた。
　昨年について「緊迫する世界情勢や長引くコロナ禍、急激な円安による物価高が、我々の生活・ビジネスに与えた影響は少なくない。オークション業界においても新車供給遅れに起因する大幅な出品台数の減少や落札単価の高騰を招いた。会員皆様におかれましても、依然として先が見通せない大変難しい状況が続いているものと推察する」と振り返った。
　続けて「こうした環境下において私どもＣＡＡグループは、会員様との接点拡大に力を入れ、いただいたご意見を運営に生かすことを心掛け運営に努めてきた。下回り画像追加による利便性向上や、会場設備のリニューアルなど積極に実施し、ＴＣ-ｗｅｂΣでは来場いただかなくとも会場と同じ環境でセリに参加いただけるよう、下見検索機能やｗｅｂリアル機能の強化拡大をはじめ、オンラインでの手続き拡充などのサービス向上に取り組んでいる」と述べた。
　また「我々がお世話になっている全ての方々に貢献すべく、会場周辺の美化活動や交通安全活動といった地域貢献活動をはじめ、１０月にはパキスタン洪水被害への募金活動も実施した」と述べた。
　東京会場については「新規入会を対象とした説明会の実施や、会場初となる女性調整員の配置、公式ＬＩＮＥ窓口の開設などに取り組み、昨年１１月の２３周年記念オークションでは歴代３位となる４５００台を超える出品を、８月には過去最高成約率を記録するなど、出品・落札双方の会員様からご支持をいただいた」と述べ、会員の参加と協力に謝意を表した。
　シーエーエー創業３５周年の節目を迎える本年について「『原点回帰』をキーワードに、会員様をはじめとするステークホルダーの皆様のお声に耳を傾け、オークション事業の幹をより太くすると同時に、創業より志してきた挑戦する姿勢を再確認し、環境変化に対応した新たなチャレンジも積極的に行っていく。そして中古車業界の発展に寄与するとともに、会員皆様の更なるビジネスチャンス拡大に貢献できるよう社員一同全力でサポートしていく」と力強く述べた。

続いて菅澤会場長が挨拶に立ち「良質で特色のある出品車集めに取り組んでいく」と述べた。

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