【会場長インタビュー】TAA中部 新井会場長に聞く - グーネット自動車流通

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【会場長インタビュー】TAA中部 新井会場長に聞く

ひと 2024年06月17日
「売るのも買うのもTAA」と言われる会場を目指す
会社名:TAA中部

 2024年1月1日付けで、TAA中部会場の会場長に就任した新井健一氏。母店のTAA中部を軸に、北陸と静岡の両サテライト会場を管轄、中部エリア全体の活性化を担っている。新車生産の遅れや物流の2024年問題など多くの課題を抱え、目まぐるしく変化している流通業界において、どのように対応し、将来につなげていくのかを聞いた(福井伸幸)

■TAA中部の現状
 TAA中部は1999年に現在の三重県川越町に移転、節目の25周年を迎えた。TAA中部とともに、3年目を迎えた静岡サテライト会場と23年9月に移転オープンした北陸サテライト会場の連携により中部エリアを広くカバーしている。1月から現在までの実績は、1開催あたりの出品台数2580台、平均成約率90.6%。新車生産の遅れが依然として続いており、出品車の確保には苦戦しているが、営業では一般店の取り組みに注力。その結果、一般店の平均出品件数は370社で前年を58社上回る好結果を残すことができている。背景には3拠点体制における拠点間の競争意識の高まりがあり、互いに切磋琢磨する中で、各拠点の成長を感じることができる。

■現状の課題
 様々な場面でデジタル化を進めている。出品票のデジタル化においては、TC-WebからTC出品ツールを活用していただき、簡単に作成することができる。出品票作成時間の短縮や見やすさなどのメリットは大きいが、会員様への浸透が、まだまだできていないので進めていく。

■方針と今後について
 オークション激戦エリアの中で、「売るのも買うのもTAA」と言われるような会場を目指したい。  その為には各拠点ともに、地場の販売店、一般店の活用を増やして地元の活性化を図るとともに、エリア近県の会員の皆様にも参加したいと思ってもらえるよう、アライアンス強化ができていない日産やホンダを含めた全メーカーの乗用車やバントラ、大型車、フォークリフトなど、様々な車が集まる会場にしていきたい。
 
【プロフィール】
新井健一(あらい・けんいち)1971年(昭和46年)8月生まれ、52歳。神奈川県川崎市出身。92年トヨタ中古自動車販売(現トヨタユーゼック)入社、車両部配属。TAA関東、TAA中部、TAA横浜で経験を積み、14年TAA四国会場長。17年本社経営企画部、20年TAA関東会場長を経て24年1月TAA中部会場長に就く。趣味はゴルフ(得意クラブはパター)

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【対象評価点】

4、4.5点

【抽出価格条件】

直近価格が500千円以上

【抽出台数条件】

毎月50台以上の流通が過去6ヶ月連続していること