2014年2月のAA相場は、上昇傾向で推移しました。1月中旬以降、上昇が強まっており、例年通りの相場動向となっています。ただ、昨年の2月時の相場よりも高い相場水準となっており、中古車市場では様子見で推移していた増税での駆け込み需要が本格的に活発化した事が要因と思われます。しかし、2月中旬時点でわずかに下落の兆候が見られる為、今後は3月中旬頃まで緩やかな下落基調が続き、その後、3月下旬頃から大きい下落に転じると思われます。現在の相場は新型車登場での旧モデルの下落と駆け込みでの上昇が混在化する相場になっており、今後は高額車・高排気量車を中心に徐々に下落要素が強まり、下落傾向に転じていくものと思われます。
03月 | 04月 | 05月 |
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・3月は下落基調。3月最終週で急落か ・4月駆け込み反動で強い下落。5月も低水準か |
2月は上昇傾向となっています。軽やコンパクトを中心に、セダン・ミニバン・SUV等でも上昇が際立っています。新車では既に始まっていた駆け込み需要に対し、中古車は様子見の動向でしたが、年度末商戦を期に仕入れが活発化したようです。ただ、2月中旬から下落の兆候が見え始めている事から、今後は3月中旬までは緩やかな下落傾向、その後、3月最終週で急落という推移が予想されます。さらに4月は年度末商戦後の在庫処分や駆け込み需要の反動で近年にはない強い下落になると予想されます。5月も連休明けから上昇に転じると思われますが、小売需要の鈍化から上昇幅は弱いと思われます。