2011年10月のAA相場は、下落傾向で推移しました。
夏頃からの継続的な相場下落が続いています。1年前のエコカー補助金終了、3月の震災など、中古車市場への大きな影響を及ぼすことがありました。結果タマ不足を引き起こし7月まで相場上昇が続きましたが、その後は落ち着き、元に戻るかのように相場下落が
続いています。相場指数も、1年前の水準まで近づいてきています。その意味では、需要と供給のバランスが通常レベルにまで近づいてきていると読み取れます。
中古車相場は、年末に向けて相場下落の見込みです。収まらない円高が続いており、中古車輸出に関しても厳しい状況が続くなど、不安定要素が消えない状況が続きます。
11月 | 12月 | 01月 |
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・下落余地が高いので引き続き下落が推測される ・例年通り年末に向けての下落が進む |
10月から年末へ向けては東日本大震災の影響により春から夏の時期にかけて需要と供給
のバランスが崩れてしまったこともあり下落幅が依然高い推移を示していることと、例年
通り年末に向けて下落傾向で推移されることが予測されることにより、12月までは引き続き下落傾向で推移すると考えられます。例年ですと12月から1月へは横ばいに近いと思われますが、現在の相場が高い位置にあるため12月から1月にかけても下落が優勢と推測されます。