2013年12月のAA相場は、若干の上昇傾向で推移しました。
9月末をピークに継続した下落が続いていましたが、11月下旬頃より、緩やかながら上昇相場となっています。4月の3%増税の消費税に対して、取得税は自家用乗用車が2%減、軽自動車税においては1%減に留まり、減税よりも増税の方が多くなる見込みが強くなりました。また、軽自動車税も2015年4月とまだ先ながらも、増税の方針が示されています。これらから年度を越す前に代替を進める方が良い、というのが一般的な認識になりつつあります。
中古車AA取引においても、状況を伺いつつ取引されている様子が想像されます。今後もしばらくは不安定な相場推移を続けると見込まれます。
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・10月・11月は下落基調。年末は緩やかな上昇 ・1~2月は一部で強い上昇も。3月は月末に急落か |
10~11月は全体的に下落基調の推移でした。しかし、例年では12月は下落が強まる時期ですが、緩やかな上昇傾向となっています。これは増税に伴う駆け込み需要をふまえ、仕入れが活発化している可能性が高いと思われます。今後は1月以降もミニバン・クロカン・ワゴン等の人気車では例年より上昇幅が大きくなる可能性も考えられます。特に2014年は増税での駆け込み需要と年度末商戦が重なる為、一部の人気車で人気条件(色・走行・装備)が全て揃った車両は強い上昇も考えられます。また、3月は増税の直前まで在庫整理を実施しない可能性から中旬まで横ばい、その後、月末での急落が予想されます。