2012年1月のAA相場は、上昇傾向で推移しました。秋より年末に向けて継続的な下落相場、特に12月は年末に向けて強い下落が続きました。1月には年が替わるため、在庫車両の年落ちが1年増えます。年を越す前にその影響の大きな在庫車両の整理のための出品増など、供給過多となる相場下落が続きました。年が明けて1月に入り、例年同様その先の需要期に向けての相場上昇が始まりました。延長の話も聞かれるエコカー減税ですが、延長の場合でも対象車両を含め大きな見直しがなされそうです。年度末の新車市場は大きく活気付くことが見込まれ、それに伴う下取車両の増加により、特に3月末は大きな下落になるものと考えられます。
02月 | 03月 | 04月 |
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・震災の影響も落ち着き下落相場へ ・エコカー補助金と減税で駆け込み需要発生か |
2月は一年のうちで最も活況な需要期です。需要期は車検時に乗り換える人が多いため、今年も通常通り相場が上昇すると思われます。3月以降は、例年、需要期が落ち着き、乗り換えで下取り車が増加するため、下落へ転換する時期です。昨年は震災後の需要増で相場が上昇しましたが、今年は下落幅が大きくなることが考えられます。今年はエコカー減税の終了もしくは見直し、補助金の復活が重なり、新車の駆け込み需要により、さらに流通量の増加が見込まれるためです。