2011年11月のAA相場は、下落傾向で推移しました。
先月同様、夏頃からの継続的な相場下落が続いています。AA相場指数の数値は、ほぼ1年前の水準まで下がっています。ただしその下がり方は、ジャンルにより若干違った動きを見せています。ミニバンは、1年前の水準にはまだ到達していないのに対して、ハッチバックや、軽自動車などは、1年前の水準をすでに下回っています。そこから市場での需給バランスの違いが考えられます。クロカン・SUV系も1年前よりも下回っているので、高値安定で続いている円高の影響が出ているものと思われます。
中古車相場は、継続した相場下落を見込んでおり、年末までは続くものと思われます。
12月 | 01月 | 02月 |
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・年末に向けては強い下落傾向が続く ・2月には上昇傾向に転換すると予測 |
年内の間は局地的な上昇傾向は考えられるものの、下落余地が高い状態からの強い下落傾向が続くと予測されます。年明けからは下落傾向が弱まりますが1月の間は依然下落傾向が続くと予測されます。しかし2月になると、例年2月の時期は需要期となっており、上昇傾向に至っているため、2012年度に関しても、同じく上昇傾向に推移することが考えられます。しかし、大幅な下落傾向からの転換となりますので、その上昇幅は大きくない事が推測できます。