2011年1月のAA相場は、上昇傾向で推移しました。
2011年1月のAA相場は、上昇傾向で推移しました。昨年から続く相場上昇の傾向は止まらず、ついにAA相場指数で100万円を超える状況にまで達しました。昨年同時期と比べますと約10%強の上昇となっており、出品台数に関してみると昨年同時期を若干下回る状況になっております。よって、相場上昇の要因はタマの少なさが影響しているとも言えるでしょう。先月予測では相場上昇が止まり、緩やかな下落が始まるかとも思われておりましたが、この出品台数状況で2月の上昇期に向かった場合、更なる相場上昇が懸念され、さらに3月の下落期においても下がり幅が小さくなるのではと予想されます。今後の値動きに対する注意が必要です
この供給不足は解消の見通しも立たないことから、しばらく不安定な相場が続きそうです。
02月 | 03月 | 04月 |
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・需要期を前に相場に回復の兆し ・底値水準で相場下落は緩やかか |
現在上昇しているものもあり、2月からはさらに相場の盛り上がりが予想されます。年度末に購入するユーザーは多く、仕入れが集まり上昇する時期です。しかし、エコカー補助金などの助成金終了に伴う新車販売の低迷から、相場の上昇も緩やかな可能性があります。加えて、状態の良いものや低価格志向のものに需要が偏り、相場が二極化すると思われます。そして3月からは、下取りや在庫の放出が増え、下旬を中心に相場が下落する時期です。しかし、現在の相場がすでに底値に近く、動きが緩くなる可能性があります。 今後はより良質な在庫の確保が当面の課題と言えるのではないでしょうか。