2014年1月のAA相場は、大きい上昇傾向で推移しました。9月から下落基調でしたが、11月下旬頃から12月中旬まで緩やかな上昇が続きました。その後、12月下旬で例年通りの下落となりました。12月中旬での上昇は消費税増税に向け、駆け込み需要を見据えた仕入れが活発化した事が要因と思われます。1月も引き続き大きい上昇となり、仕入れの活発化が継続しています。ただ、現在の相場は東京モーターショーの関連などで多数の新型車が登場した事で旧モデルの下落も進んでおり、車種別で見ると上昇や下落が混在する例年にはない不安定な推移となっています。今後も駆け込みでの上昇と新型代替での旧モデル下落が混在する不安定な相場が続くと見込まれます。
02月 | 03月 | 04月 |
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・1月に入り上昇強まる。2月まで上昇か。 ・3月は月末に下落か。4月はさらに下落も。 |
12月は全体的に下落傾向でした。しかし、軽やコンパクトでは下落が見られず、ジャンル毎で異なる相場動向でした。1月は強い上昇傾向となっており、増税での駆け込み需要による仕入れが活発化していると思われます。今後は2月中までは上昇が続くと思われます。3月は中旬頃までは各販売店が駆け込み需要の取り込みを強化する為、店頭在庫の整理をぎりぎりまで行わない可能性から3月全体では下落が緩やかになると思われます。ただし、3月最終週は例年以上の急落も考えられ、特に4月は年度末商戦後の下取り放出や駆け込み需要の反動で仕入れが鈍化する事から強い下落になるものと推察されます。