2013年11月のAA相場は、下落傾向で推移しました。
9月末をピークに下落が始まっており、概ね例年通りの動きと同じと思われ、年末に向けて下落が続くと思われます。
10月に2014年4 月から消費税を5%から8%に引き上げることが正式に表明されました。新車は増税に対して取得税の減税で概ね相殺されますが、中古車においては取得税率が小さい関係で価格が高くなります。また新車においてはエコカー減税の対象車輌が多くなっていますが、それも廃止が見込まれ、対象車輌においては増税前の駆け込み需要が新車・中古車共に発生することが予想されます。
その為、AA市場においては消費増税の前後では、相場変化に注意が必要と思われます。
12月 | 01月 | 02月 |
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・10 月から下落続く。年末までは下落続くか ・1 月から駆け込み本格化。一部で強い上昇も |
10月から全体では下落に転じ、例年通りの相場推移です。また、11月以降も下落が継続しており、年末に向けた下落が継続中です。今後は年末に向け更に下落が進むと思われますが、増税に伴う駆け込み需要が年始から強まる可能性が高いと思われます。よって、ミニバン・クロカン・ワゴン等の人気車では例年より下落幅は小さく、上昇も大きくなる可能性も考えられます。特に年始の1月以降は駆け込み需要と年度末商戦が重なる為、一部の人気車で人気条件の車両は強い上昇の可能性も考えられます。また、新型車が多数登場の為、旧型モデルを中心に年末・年始の相場動向には注意が必要です。