2013年4月のAA相場は、下落傾向で推移しました。
2月の中旬から下落が続いており、4月に入って勢いは弱まりつつあるものの、下落傾向が続いています。年度末の新車販売台数の増加により、増えた下取り車輌のAAへの吐き出しが若干のタイムラグの後に進みます。その影響により、4月のAAは全体的にタマ余り状態となっている影響により、相場が低い水準が続きます。この傾向はジャンルを問わず概ね同じ傾向となっています。
昨年末から円安が進んでいますが、相場に影響を受けている車種も一部見られるものの、全体としては大きな動きは見られません。ただし需給バランスの変化が激しい時期になりますので注意が必要と思われます。
05月 | 06月 | 07月 |
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・4 月の下落幅は緩やかに ・今後、段階的に引き合いが弱まるか |
2013年4月は、3月と比較すると相場は低めではあるものの、週単位の変動では、下落幅は緩やかになりつつあります。昨年後半は、エコカー補助金終了後の下取り車の供給が少ない中で、中古車需要が堅調だったため、引き合いが強い状況が続いていました。2013年に入り、新車の登録台数は、人気車種に偏る傾向はあるものの、例年並みの台数を確保しています。一方、中古車登録台数は2月以降、やや減少傾向で、引き合いが弱まる兆しが見られます。従って、今後は、中古車相場高騰の傾向は段階的に弱まると考えられます。5月以降、例年通りの相場動向へ推移すると思われます。