2013年2月のAA相場は、上昇傾向で推移しました。
年明け後は例年通り上昇傾向の相場推移となっていますが、例年よりも上昇幅が大きくなっています。しかし、2月中旬に入り、その勢いもやや緩くなっています。変動の推移は2年前のエコカー補助金終了後と似た傾向となっています。1月の新車販売台数は20万台を突破しておりそれ程の下落は見られませんが、細かく見ると前年同月比を上回っているのは、多くがモデルチェンジ直後の車種で占められています。また上位車種は比較的低価格な車両が多いことから、その下取車両と中古車市場での需要ある車両とはギャップが発生していると考えられます。
今後は、近く下落相場へ転じると思われます。
03月 | 04月 | 05月 |
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・引き続き高い成約率を維持 ・3 月下旬の相場下落も緩やかか |
2013年2月は、1月の大幅な相場上昇から上昇幅は緩和されています。エコカー補助金終了後の推移を前回と比較すると、動向は似ており、3月中旬までは堅調な相場となると思われます。新車の販売実績でも、一部の人気車種に偏り、中古車市場でニーズが高いと思われる、ミニバンやコンパクト等が不足している状況だと推察できます。AA会場の成約率も例年より高い状況となってい3月下旬から4月にかけて、例年在庫整理の時期となりますが、今年の相場状況から考えると、例年よりも下落幅は緩やかとなることが予想され、5月以降も相場は高めの状況が続く可能性があります。