2012年11月の AA相場は、横ばい傾向で推移しました。
エコカー補助金が終了し2 ヶ月経過しました。 2年前のような相場上昇も見られませんが、例年見られる下落相場にも至っていません。前回と違い新車の大きな駆け込み需要もそれ程見られず、終了後の新車販売台数の落ち込みも大きくありませんでした。2年前の10、11月の新車販売台数は、前年比7割程度でしたが、今年の10月は91%となっ ています。中古車市場では年末への相場下落が、補助金終了に伴う高年式車両の増加により、相場変動が相殺され横ばいの推移となっています。
今後は、高年式過多やタマ不足も和らいでいくと考えられ、年末に向けて緩やかな相場下落で推移すると思われます。
12月 | 01月 | 02月 |
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・11 月相場は横ばい ・需要が底堅いジャンルを中心に堅調な推移 |
2012年11月は、全体としては横ばいで推移しています。エコカー補助金終了後のタマ不足感と年末の需要の落ち込みのバランスが取れ、横ばいとなっています。
補助金効果が高かったと思われるミニバンは、10月まで上昇が続き、中古車への需要のシフトが見られます。また、軽・コンパクト・ S U Vの相場は底堅くジャンルの需要が高いものの相場が、全体を下支えしているようです。
ミニバンの上昇が落ち着いたこともあり、今後、年末年始にかけ、次第に下落へシフトし、緩やかながら例年の相場変動となると思われます。しかし、需要期の2月ごろまでは、影響が続くと思われます。