2012年7月のAA相場は、上昇傾向で推移しました。
6月の新車販売は引き続き好調に推移しています。中でも軽自動車の新車販売が好調で、4月から6月まで単月での販売台数が、過去10年で最多が続いています。登録車・軽自動車共に新車販売増に伴う下取車両の増加により、AA出品台数も増加しています。しかし、台数の増加に需要が追いつかず、落札率、成約単価は高くはありません。
エコカー補助金は、8月には終了するとも言われており、終了後の反動も大きいと考えられます。AA市場において、出品台数の減少、タマ不足、落札率の上昇、相場上昇へ向かうと考えられます。今回は特に軽自動車の動向に注意が必要と思われます。
08月 | 09月 | 10月 |
---|---|---|
![]() |
![]() |
![]() |
・7月は若干の上昇傾向 ・補助金終了後はさらに上昇圧力高まるか |
7月にかけての相場上昇は大幅なものとはなりませんでした。レジャー需要やボーナス商戦に加え、エコカー補助金の早期終了予測により、上昇圧力が高まっています。しかし、ボーナス減の影響などで、上昇幅が抑制されているようです。前回の補助金終了前後の相場上昇に対して、直近はその上昇幅へは至っていません。前回と比較すると、今年は震災後の相場上昇の影響も残り相場水準が高めとなり、上昇へ至りにくい面もあると思われます。
今後、補助金終了後は新車から中古車への需要のシフトが進むことが想定されます。前回の経緯を踏まえ、注視する必要があります