2011年12月のAA相場は、横ばい傾向で推移しました。 秋頃より強い下落が続いていましたが、ここに来て下落の勢いが弱まりました。夏頃をピークにしていた相場指数が下落へ転じてから急落が続いていましたが、11月頃から勢いが緩やかになっています。急激な下落を続けてきたところに、相場が1年ほど前の水準に届き、ひとまずの収束を迎えたと考えられます。 2012年春で終了の予定であった、エコカー減税も対象車種を見直した上での延長が見込まれており、エコカー補助金も復活の話も出てきています。対象車両の変更により、対象でなくなる車両への駆け込みなども見込まれます。年度末も含め、今後の動向にご注意下さい。
01月 | 02月 | 03月 |
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・エコカー減税延長により需要バランス保つ ・3月は年度末特有の動きとして下落推移 |
1 月については12月の下落傾向が続く形での推移が考えられます。そして2月になると、例年通り需要期に向けた仕入れの活発化により上昇傾向になることが予想されます。3 月はエコカー減税終了に伴い、新車への需要が高まることで、中古車の流通にも変化が出ることが考えられましたが、延長になる見通しとなったため、減税条件から外れる一部車種以外は影響は少なそうです。例年通り、換金目的の出品が増えることで相場は下落傾向で推移するものと思われます。