ＪＵ静岡（静岡市葵区、小野田泰祐理事長）は３月１０日、年間最大イベント「富士山静岡ジャンボＡＡ～協会設立５４周年＆青年部担当記念～」を開催した。当日は目標の１５００台を上回る１５９０台を集荷、成約１０６４台、成約率６６．９％、成約単価１７万９０００円を記録する盛会となった。青年部担当ＡＡとして、５２開催連続１０００台オーバー、コーナー別ではディーラーコーナーが成約８９％と高実績となった。　

　セリ前のセレモニーで小野田理事長は「今までの長い歴史の中で、色々な苦難がありましたが、先人の方々の努力と会員の皆様のご協力により解決をしてきました。今回も新型コロナウイルスの世界的流行の中、こうして周年記念オークションを開催できたことに大変感謝をしております」と謝辞を述べた。続いて澤田進流通委員長が「厳しい市況の中、２３４社の会員様から目標を大きく上回る台数を頂きました。事務局、各ブロック、青年部の努力の賜物だと思います」と挨拶し、佐藤恭一青年部会長が挨拶に立ち「会員様のご協力で１５００台を超える出品を頂きました。あとは高成約率で恩返しをしたい」と述べた。

　来賓挨拶では、ＪＵコーポレーション・問谷功三社長が「すばらしい台数を達成でき、おめでとうございます。ひとえに小野田会長をはじめ、執行部、青年部の皆様の熱い思いの積み重ねの結果だと思います」と祝辞を述べた。

　取材の場で小野田理事長は「出品頂いた全ての会員様に感謝をしている。その中でディーラー会員様からの出品が通常開催より約３倍あり目標達成の大きな要因となった。今年度は多くの新規入会を頂いているが、退会は１社も無い。今後も入会促進を継続していくとともに、会員様に支持されるオークションを行なっていきたい」と述べた。

　また、佐藤青年部会長は「コロナウイルスの影響が大きく出ている中、雰囲気を変えるためにも、必ず達成するという強い気持ちで取り組んだ。今年度より部会長を任せて頂いているが、各県の青年部会長との交流や意見交換ができ、有意義な１年を過ごすことができた。静岡の青年部は固い結束力と高意識を持っているので、若い力を活かし、親会と協力をしながら、ＪＵ静岡を牽引していきたい」と抱負を述べた。