ＪＵ秋田（秋田市御所野湯本・藤原寛市理事長）は９月２５日、「オープン３１周年・共有セリ機導入６周年記念ＡＡ」を開催した。

　当日のセリは今年度最高となる出品６０１台を集荷。成約は４００台、成約率６６.６％の好結果を収め、記念開催に相応しい盛会となった。また、ＪＵ中販連・海津博会長をはじめＪＵ東北ブロック各県の理事長、執行部も来場し同会に花を添えた。

　セリ開催に先立ち挨拶に立った藤原理事長は「活況とは言えない市況の中で出品数は６００台に達した。また、各県会長、執行部から来場、応援をいただき感謝。本日は高成約率を目指したい」と謝辞を述べた。続いて海津会長が「ＪＵ秋田年間最大のオークションにおいて高成約率を目指してほしい」と期待を語った。続けてＪＵ東北ブロック長ＪＵ山形・鑓水孝理事長、ＪＵ青森・石山英二理事長、ＪＵ岩手・小原隆孝理事長、ＪＵ福島・小野圭一理事長、ＪＵコーポレーション鈴木幸昭副社長が祝辞を述べた。

　取材の場で藤原理事長は「昨年同様に今開催においてもディーラーから２００台を超える多くの出品をいただいた。成約率が高いことで、ディーラーも目を向けてくれる。ＪＵ秋田に出品したいと思う会場づくりが必要であり、出品したい・買いたいと思うオークションにしなければならない。そのため、今開催でも無理に出品数を積み上げる取り組みは行っていない。ＪＵための会員では無く、会員のためのＪＵでなければならない。今期は執行部の体制も大きく変わった。青年部をはじめとした若い人も声を上げ、意見が交わされる組織になった。今のＪＵ秋田は一つの方向に向いている」と話した。

　前日には前夜祭も開催。挨拶に立った藤原理事長は６００台を超える出品について「出品目標達成に向け精一杯取り組んだ」と述べ、オークション事業をはじめとした各事業に取り組む執行部と組合員を称えた。続いて来賓を代表し海津会長が「ＪＵ秋田は周知のとおりオークション、金融事業において素晴らしい実績を収めている。オークションでは通年で成約率７４％の高実績を記録しており、今開催においても素晴らしいオークションを期待している」とエールを送った。続けてＪＵ東北ブロックＪＵ山形鑓水理事長、ＪＵ岩手小原理事長、ＪＵ青森石山理事長、ＪＵ福島小野理事長、ＪＵコーポレーション鈴木副社長が祝辞を述べた。

　前夜祭では同日に行われたＪＵ秋田親睦ゴルフコンペの表彰式や抽選会も催され、各県商組の枠を超えた交流で賑わった。