ＪＵ福岡（徳永正義理事長）は１２月１日、福岡市博多区のＡＮＡクラウンプラザホテル福岡でＪＵ福岡４５周年記念『年忘れの会』を開催した。同組合の関係者やＪＵ九連協各県、全国からの来賓を含む約２００人が出席し、同組合の創立４５周年を祝うとともに、翌日開催の「ＪＵ福岡４５周年記念ビッグオートオークション（ＡＡ）」の盛り上げを図った。冒頭の徳永理事長挨拶に続いて、田村文彦氏（メトロ商事）の同日付での顧問就任が報告された。田村氏は今年６月に引退したユー・エス・エスなど中古車流通業界での豊富な経験をもとに、後進の指導にあたる非常勤の顧問職に就いた。

　徳永理事長は冒頭の挨拶で「あっという間に45年という歴史を刻みましたが、歴代会長・理事長や諸先輩方が築いた組織の重みを感じている。今後も５０年、６０年、７０年と歴史を刻み、末永く皆様のお役に立てるＪＵ福岡を目指してまいります」と謝辞を述べた。

　来賓を代表して挨拶に立ったＪＵ中販連の澤田稔会長は「ＪＵ福岡は全国的規模の組織。今後も全国をけん引する存在として、さらなる発展を祈念しております。今回の４５周年記念ＡＡでは２開催で５０００台を大きく上回る出品台数を集め、明日も素晴らしいＡＡとなることを願っております」と祝辞を述べた。

　乾杯の発声はＪＵ中四国の安部英雄会長（ＪＵ広島理事長）が立ち、「ＪＵ福岡は全国を引っ張る存在。本日は流行語大賞において『神ってる』という言葉が大賞に輝きましたが、明日のＡＡが過去最多の出品台数とともに、『神ってる』成約率を記録し大いに盛り上がることを期待しております」とタイムリーな言葉を引用しながら祝辞を贈った。

　また、年忘れの会では毎回恒例の交通遺児チャリティ募金の贈呈式を行った。寄贈先２団体の代表者を招き、同募金の目録を贈呈。両団体からは感謝状が贈られた。