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プロスタッフ/マン島TTレースに電動バイクで参戦=市販車開発にフィードバックするのが狙い

 プロスタッフ(愛知県一宮市)は、5月30日から6月10日にかけてイギリスのマン島で開催される「マン島TT Zeroレース」に自社開発の電動バイクで日本から初参戦する。

 マン島TTレースは、グレートブリテン島とアイルランドに囲まれた英国王室領マン島で開催される世界最古の二輪車レース。「TT Zero」は2009年に新設されたゼロエミッション(排気ガスゼロ)のカテゴリー。島内1周60.72km、高低差400mの、公道を使った過酷なクラシックコースを走行する。

 同社はこのレースへの参戦を「より厳しい条件での走行が求められるモータースポーツへの挑戦を通じて、電気モーターやバッテリーの基礎技術や電子制御技術の向上を目指す開発の一環」と位置付けており、今後の市販車に技術的フィードバックを行っていく。また、歴史的にも、過去に多くのバイクメーカーがマン島レースを通じて技術を磨き上げてきた背景があることから、今回の参戦は「電動バイクの世界的トップブランドを目指していくことの決意表明」と同社は意気込みを明らかにしている。
 
 チーム名は、TeamProzza(チームプロッツァ)。総合監督に元F1ドライバーの野田英樹氏、レーサーにはマン島TTライダーの松下ヨシナリ選手を起用し、表彰台を目標に掲げて参戦する。

 まだ歴史が浅いものの、今後大きな発展・成長が見込まれる電動バイクのカテゴリー。最高時速は180kmを超えるが、レシプロエンジン搭載マシンのような大音量のエクゾーストノートはなく、モーター音やロードノイズのみ。これはこれで、かなりの迫力に違いない。


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