ＪＵ新潟（新潟市南区・海津博理事長）は５月２４日、新潟市内のホテルにおいて「平成２８年度通常総会」を開催した。総会冒頭で海津博理事長は、昨年の事業を振り返り「柱となるオークション事業は、青年部会、新潟L・Bクラブが牽引し、年間出品台数で４万台の大台を超え、成約率についても前年比で１０２％という実績を残せた。クレジット事業、小売振興事業ともにキャンペーン実績１００％以上を達成した。また、JUが目指している消費者への安心と信頼を確保するため、中古自動車販売士制度の拡充と適正販売店制度等をはじめとした各施策を積極的に取り組んでいく。引き続き力強いご支援、ご協力をお願いしたい」と述べ挨拶とした。

　商工組合の平成２８年度の事業計画は、オークション出品計画台数３万８０００台と設定し、一開催平均８００台以上の定着化とJU群馬、JU長野他、近隣JU商工組合と連携を強化する。また、オールディーラー、新潟県オートバイ事業協同組合とも連携を図り、参加者数及び成約率の向上を目指す。

　協会事業計画では、交通事故、不正改造、環境問題等に対し、業界の責任団体としての認識を更に高め、消費者保護の推進、会員企業の経営基盤の強化と業界の協調発展を図るため、商工組合と共同して様々な施策を展開する。消費者保護対策については、自動車公正競争規約、消費者関連法等関係法令の徹底と遵守、消費者とのトラブル未然防止策の推進、JU安心保証制度の周知と推進、中古自動車販売士制度、JU適正販売店認定制度の積極推進等８項目を重点的に取り組むことなどが報告された。
　
　総会終了後、海津理事長から「上程された議事の審議は、すべての議案が滞りなく承認・可決された」と報告があった後、懇親会が開催され、今年度の事業計画達成に向け結束を高めた。