軽自動車専門店のカーショップアシスト（大阪府門真市・藤原英二社長）は１２月４〜７日の４日間、大阪南港のインテックス大阪で開催された「第９回大阪モーターショー」（主催＝大阪モーターショー実行委員会）に初出展した。同社が独自展開する軽キャンピングカーのオリジナルブランド「ぷちキャン」シリーズを一般ユーザーに訴求するため、同展の特別企画コーナーである「キャンピングカーワールド」にデモカー２台を展示した。

　同社はスズキ「エブリイ」のワゴンとバンに対応した軽キャンピングカーを独自開発。国内の老舗家具メーカーとタイアップし、無垢材を使った付加価値の高いキットを企画・販売し、認知度を高めている。

　会場内には、エブリイワゴン（ＤＡ１７Ｖ型）向けの「ぷちキャン　ＶＩＬＬＡ　ＲＯＹＡＬ」と同バン向けの「ぷちキャン　ＶＩＬＬＡ」の２台のデモカーを展示した。キャンプシーンを想像させる演出と「安心してください！取り外せます！」のキャッチフレーズで、車検対応で簡単に取り付け、取り外しが可能な同社のキットのＰＲポイントを訴求した。

　藤原社長は「会期中に３０００枚のチラシを配り切るほどの盛況だった。自社の独自性でもある『取り外し可』という点に興味を持っていただける来場者も多かった。今回はワゴンに対応しロイヤルシリーズのお披露目だったが、ターゲット通りの中高年層からの引き合いも強かった」と今後の拡販に手応えをつかんだ。同社では、ぷちキャンシリーズの取扱店を引き続き募集しており、全国展開の足がかりとする。