ＪＵ大分（中野大理事長）は２月１７日、大分市のレンブラントホテル大分で「ネットＡＡグランドオープン祝賀会」を盛大に開催した。ＪＵコーポレーション（東京都渋谷区・元坂明社長・ＪＵＣ）が展開するインターネットオークションサービス「ＪＵナビ」との接続開始を祝うもので、１月７日開催からの３開催で試験導入し、翌１８日のグランドオープンを迎えた。

　祝賀会には、ＪＵ中販連の澤田稔会長のほか、ＪＵＣの元坂社長、地元の自動車業界からは、大分県自動車販売協会から渡辺教和会長（大分トヨタ社長）らが出席し、華やかな祝賀会となった。

　中野理事長は祝賀会冒頭の挨拶で「今回は国の補助事業として『中小企業活路改革実現化事業』として補助金交付を得ることが出来ました。ＪＵ大分ＡＡは明日のＡＡが第８７８回となります。これまで大分市内を転々とし、常設化されたのちも約１０年周期で移転、現在の会場では20年もの長期契約を結ぶことができ、今回のような設備投資も実現出来ました。今後はＪＵネットＡＡとして、次の世代にとっても利用価値のあるＡＡとして、盤石な共同経済事業を推進していきます』と挨拶した。

　ＪＵ中販連の澤田会長は「ＪＵ大分は、全国ＪＵ系でトップの成約率の高さを誇る。ＡＡにとって成約率は非常に大切。執行部の皆さんの大英断でＪＵのネットに接続し、全国相場の成約単価構築とともに、さらなる成約率上昇による会員利便向上を期待しています」と話した。

　大分自販協の渡辺会長は「今回のネット接続により、外部からのリアル応札システムを導入し、全国規模のバイイングパワーを獲得することになりました。今後さらなる流通活性化と成約拡大を期待します」と祝辞を述べた。