社長自らが会場玄関前に立ち、全ての来場客に挨拶をするオークション会場がある。その人物である札幌オートオークションの土谷州治社長に会場の特徴や今後の抱負などを聞いた。

―御社の特徴は―
「札幌日産を母体としてディーラー系の下取り車が６割強を占めており、ワンオーナー車やメンテナンス済みの良質なタマが抱負に揃っている。そのため70％が場内落札となっているのも当会場の大きな特徴と言える。また、自販連とのコラボ企画が年３回、スズキとのコラボ企画が年３回とディーラーからの良質車が多数集まるイベントを積極的に実施している」
　
―新車・中古車の動きは―
「北海道の新車販売については全国平均と比べ消費税増税後の回復が遅れている。その影響もあり中古車販売は想定以上に厳しい状況が続いたが、オークションについては４～７月の累計出品台数で前年対比１１２％の好結果となった。引き続き会員皆様の商売に繋がる良質車をお届けすることを使命に取り組んでいきたい」

―今後の抱負について―
「とにかく会員皆様の声を聴き、期待に応え続けるオークション会場でありたい。そのためにも、『ディーラー下取り車を中心に常時５００台以上の出品』、『検査精度の向上』、『会員皆様へのサービス向上』の３つを徹底的に追求し、お客様の満足度向上に努めたい」