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スマートフォン 爆発的に普及 「マニア向け商品」から「誰もが持つ商品」へ

 スマートフォン(電話付高機能携帯情報端末)の普及が爆発的な勢いで拡大している。昨今「スマートフォン」という言葉を耳にする機会がずいぶんと増えてきており、おおよその意味を知っている人は多いだろう。一般的には「電話機に、パソコンのように自由にアプリを追加し自分好みにカスタマイズすることができる機能がついた装置」を指す。

 日本で初めてスマートフォンが発売されたのは2004年、「ボーダフォンV‐702NK」にまでさかのぼる。その後も国産・海外製問わず様々な機種が国内市場に登場したが、日本独自の「ガラケー」と呼ばれる高機能携帯電話の陰に隠れ、長らく日の目を見ることはなかった。

 しかし、2009年夏にソフトバンクモバイルが発売した「アイフォーン3GS」(アップル製)は、従来のスマートフォンの「動作が緩慢」という欠点を解消したことや、特別な割引料金体系を採用したことなどで、老若男女問わず、使いやすい、持ちやすい端末として人気を集め大ヒットを記録。今春発売した「アイフォーン4」も歴史的なヒットとなった。ソフトバンクモバイルのお手並み拝見、という状態だった業界最大手のNTTドコモも、多額の通信料収入が安定して見込めるスマートフォンを積極展開するようになり、グーグルが開発したOS「アンドロイド」を搭載したスマートフォンを複数投入。今春発売した「エクスペリアX10」(ソニーエリクソン製)が空前のヒットを記録した。

 NTTドコモは今後もアンドロイド搭載のスマートフォンを大量に投入する。すでに今秋発売した「ギャラクシーS」(サムスン製)はエクスペリアを上回る予約数を記録した。

 スマートフォン市場では出遅れ感のあったAUも、アンドロイド機を複数投入。猛烈な巻き返しを図っている。各社とも、今後発売する機種の多くがスマートフォンとなる見込み。もはや「誰もが持つ商品」という状態がそこまで来ている。その勢いはとどまるところを知らない。

 スマートフォンの自動車分野での応用事例

 最近のスマートフォンは、パソコン並の表現力を持つブラウザを搭載しているため、ちょっとした「モバイルオフィス」的な活用も可能。また、アプリの追加で機能が手軽に付加できるスマートフォンの特性を生かしたいろいろなサービスや活用法があるようだ。

 【カーナビアプリ】
 カーナビアプリにも実用的なものが登場している。「NAVICO」は6000円。アプリとしては高額だが、ポータブルナビゲーションに匹敵する多彩な機能に加え、地図データを本体に格納することで、通信圏外であっても利用が可能な点が最大の特長。

 「全力案内!ナビ」はきれいな地図のナビアプリが年額900円という低コスト利用できるのが売り。オプションで、VICS交通情報などの機能が付加できる。

 このほかにも、大手地図メーカー「ゼンリン」や「インクリメントP」の手による本格ナビアプリが複数発売されており、今後のスマートフォンの普及拡大とともに、カーナビ専用機の将来を案する状況となっている。実際、カーナビ大手のパイオニアはNTTドコモと共同でスマートフォンナビの事業で協業すると10月に発表している。

 【監視アプリ】
 「iCrashRecorder」は、アイフォーンの加速度センサーとマイクを用いて、車への衝撃を感知し、連続写真を撮影する。また、あらかじめ設定したアドレス宛に衝撃の瞬間を撮影した写真を添付したメールを自動送信できる。230円。

 【ドライブレコーダ】
 「Safety  Rec」は、強い挙動を感知した時、前後数秒の映像を記録する「ドライブレコーダー」アプリ。車の挙動を1秒間に10回計測して、アクセル・ブレーキ・ハンドル操作の大きさを計測し、運転技術のクセを指摘するドライブ診断機能も搭載している。600円。

 【買取部門に配備】
 ロードカー(大阪市西区)は、買取部門スタッフに100台のアイフォーンを配備し出張買取査定に活用。撮影、書類スキャナ、送信などがシームレスに行え、業務効率がアップ。

 【AA会場の外部ネットワークサービス】
 JU愛知は、外部ネットワークサービス「Ainess  Net」(アイネスネット)の付加サービスとして「Ainess  SP」を用。「AinessNet」の会員は、手持ちのスマートフォンにて車両検索やセリ状況の確認、気になる車両のウォッチリスト機能、希望車両通知機能など、多くの機能が使えて便利。

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