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業界一丸となり、オークションの内税表示を検討すべき JU中販連・徳永正義流通委員長

‐ 何が問題なのか。

 「一番大きな問題は国の財政状況である。現在、81円という過度な円高が輸出関連企業に大きなダメージを与え、国内経済がデフレスパイラルによる消耗戦突入し国内経済が停滞。いまだ出口が見えてこない。政府は事業仕分けなどで埋蔵金を捻出しようとしているが、想定外の税収不足に頭を痛めている。この厳しい経済状況下において、今は議論が収まっている消費税も国の借金が1000兆に迫り、増税は確実視されている。

‐内税表示とは。

 「現在、中古車オークションはネット化が進み、ユーザーへの販売方法も多様化し、店頭在庫の販売以上に、注文販売や異業種による代行落札が急増している。私たちのような店頭販売型の専業者は、内税表示で商品車を展示しているが、代行落札販売はオークションの相場を教えるなど、消費税を含まない金額で消費者に割安感を与え、有利に商談を進めている。

 仮に消費税が10%になった場合、税込みで仕入れ原価200万円の車が、実際のセリ画面では180万前後で落札されている。もちろん支払い総額は消費税を含めるので、支払い総額では大きな差は出ないが、高額車を展示する業者ほど暴利を得ているような誤解を消費者に与えかねない」

‐ 具体的な対策は。

 「今後もネット化が進み、オークション出品車の注文販売は増加するだろう。外税方式のままでは内税表示の店頭小売りは益々衰退の一途を辿り兼ねない。しかし、我々JUだけでは対応は難しい。メーカー系と企業系とが業界の健全な発展のために、NAKの中で議論を重ねたい」

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