ＪＵ三重（津市、奥村悦二理事長）は１２月２日、「ＪＵ中部７県青年部合同ジャンボＡＡ」を開催。当日は目標を上回る出品１２１８台、成約６０６台、成約率４９．８％、平均成約単価４７万９０００円を記録する盛会となった。

　セリ前のセレモニーで奥村理事長は「本日は、１２１８台という多数の出品台数をいただき、また、全国から青年部の皆様方が駆けつけていただき、誠に感謝いたします。タマ不足の中、いい車がたくさん入っておりますので、しっかりとコールをお願いいたします」と述べた。

　続いて、宮木一喜青年部会長が「北は北海道、東北ブロック、関東甲信越、近畿、中四国の青年部の皆様に、昨日の研修会から参加していただき、ありがとうございました。出品目標台数１１００台に対して、目標を上回る１２１８台の出品をいただくことができ、出品店の皆様には感謝いたします。出品台数のうち、青年部としては、ＪＵ中部７県のメンバーの出品台数を含めて、３８９台となりました。最終最後まで活発なコールをよろしくお願いします」とあいさつを行った。

　当日は県外から多くの来賓が招かれ、代表して、ＪＵ中部・山下敬一指導環境委員長が「目標を上回る集荷は、青年部会長、そして奥村理事長をはじめ、多数の会員・役職員の皆様の力の結集の表れと思っております。三重県に集まった青年部の皆様の力をひしひしと感じ、これからのＪＵの未来を見させてもらったような気がしております」と述べ、続いて、ＪＵ中部・萩原通弘流通委員長が「宮木青年部会長、野口代表幹事が全国を回ったことで、全国から８０名近い青年部員が駆け付ける、盛況なオークションになりました。これだけの人数が集まったオークションは、久々に見るような感じがいたします」と祝辞を述べた。

　取材の場で奥村理事長は「宮木青年部会長は、全国を回り、他の商組の良いとこを取り入れることができた。また、親会と青年部の温度差が無く、同じベクトルで、取り組んだことで、前日の研修会、本日の開催は成功と言える。あとは、組合組織として、継続していくことが大事だと思う」と話す。

　また、宮木青年部会長は「プレッシャーもあったが、野口代表幹事とタッグを組み、やりきることができた。青年部員全員で県外の取り組みを見学し、青年部コーナーやオークション運営、懇親会でのもてなし方を学び、実践できた。県外から約７０名の青年部員が応援に駆けつけてくれたことは、本当に感謝している」としている。

　前日には、研修会として、伊勢神宮に訪問、拝殿に昇って参拝する「昇殿参拝（正式参拝）」を行ったのち、松阪市内の会場で懇親会が行われた。