ＪＵ九州連絡協議会（新園康男会長、ＪＵ九州）は５月２７日、福岡市博多区のオリエンタルホテル福岡博多ステーションで「第５２回通常総会」を開催した。九州・沖縄８県の会長・副会長が一堂に会し、令和５年度事業報告・決算、令和６年度事業計画・予算などの議案を滞りなく、審議・承認した。「九州は一つ」の合言葉のもと、各県ＪＵが協力し、業界活性化に注力する。

　冒頭のあいさつで新園会長は「昨年度を振り返ると、われわれの業界においては、消費者をはじめ各方面から厳しい目が向けられた。今一度、中古自動車販売事業者憲章の精神に立ち返り、真摯に取り組むことが必要不可欠です。引き続き、消費者の期待に応えていくことが業界の責務です。業界の信頼回復のため、支払総額表示の徹底などを浸透し、中古車業界の健全な発展に注力していきましょう」と、話した。

　議案審議では、ＪＵ長崎の東明彦会長が議長、ＪＵ宮崎の平山学会長を副議長に慎重な審議により、各議案を滞りなく、全会一致で承認した。

　総会には、九州運輸局や九州経済産業局、公正取引委員会などから来賓を迎えた。

　総会終了後には、懇親会を開催、九州各県ＪＵ首脳が活発な意見交換などを行った。懇親会ではＪＵ福岡の出口隆二会長が中締めのあいさつに立ち「今年度も新園会長のもとで『九州は一つ』を合言葉に一致団結して各事業に注力していきましょう」と話した。