ＪＵ広島（北広島町、安部英雄理事長）は５月１２日、「新会場設立１４周年記念大記念オートオークション（ＡＡ）」を開催した。出品台数は２０４８台、成約台数は１２４９台、成約率は今年最高実績の６１．０％だった。今回の大記念ＡＡでは、ウクライナ支援のためのチャリティー企画を展開、出品と成約、落札の各手数料から２００円ずつを寄付金に充て、会場で行った募金活動で集めた浄財を合わせた総額の約１００万円を在日本ウクライナ大使館に寄付する。

　セリ開始前のセレモニーで安部理事長は「１４年前の５月、広島市西区・商工センターから全面移転しましたが、あっという間に過ぎた１４年でした。皆様に可愛がられながら、本日１４周年大記念ＡＡを開催できました。皆様の深いご理解とご協力の賜物と心から感謝申し上げます。これからも皆様に愛されながら『売ってよし』『買ってよし』のＡＡ会場を目指してまいります」と感謝の言葉を述べた。

　続いて挨拶に立った打越正明流通委員長は「ＪＵ広島の第１８８２回ＡＡは新会場設立１４周年大記念です。平成２０年５月、ここ北広島町に移転し、今日を迎えられたのは皆様のおかげです」と謝辞を述べた。

　当日は賞品総額１００万円を揃えた、空くじなしの特別企画「ガラポン大抽選会」を開催した。また会場ロビーや会場前広場ではイベント出展などもあり、お祭りのような雰囲気の中で、多数の来場者を迎えた。

　今回の大記念ＡＡにおいても、流通委員会と青年部会（室田尚樹部会長）による積極的な集荷策や県外からの来場促進が奏功し「売り」「買い」ともに活発なＡＡ開催で盛り上がりを見せた。

　ウクライナ支援のためのチャリティー活動は、大記念ＡＡ当日の出品料と、成約料、落札料からそれぞれ１台あたり２００円ずつをチャリティーに充てた。このほか、青年部会によるチャリティー募金活動を展開、当日の来場者らから集めた浄財を合わせ、総額１００万円程度を在日本ウクライナ大使館に寄付する。