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HAA神戸(神戸市中央区、安藤之弘社長)は流札時出品料5000円の「流割」を5月16、23、30日の3開催限定キャンペーンとして4コーナーで展開している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、来場促進などのイベント自粛を余儀なくされている中、出品店の手数料負担軽減につなげることで、会員に還元するものだ。
キャンペーン対象は「74.5コーナー」と「グリーンコーナー」、「軽四コーナー」、「コンパクトコーナー」の4コーナー。23日開催のAAでは「74.5」が258台、「グリーン」が457台、「コンパクト」が490台、「軽四」が557台の出品車が集まった。当日の総出品台数4482台に占める対象コーナー出品車の割合は39.3%に上った。
池田浩照会場長は「イベント集客が難しい昨今、会員店に少しでも還元するため、キャンペーン展開を決めた。引き続き、会員支援につなげていきたい。同キャンペーンは6月以降も継続する方向で検討している。ゴールデンウィーク明けから成約率も盛り返している。中古車小売り市場は徐々に動き出している。今後は輸出の活発化によるAAの盛り上げりに期待したい」と話した。
同社はこのほか、6月6日開催のAAから一部コーナーでコーナー名称と売り切り条件の変更を実施する。対象となるのは「20万円MAX」と「軽20万円MAX」の2コーナー。それぞれ「30万円MAX」と「軽30万円MAX」とし、売り切り条件もそれぞれ「20万円以下」から「30万円以下」に変更する。
各種キャンペーン展開やコーナー見直し(名称変更など)などを通じて、セリの活性化を図る考え。
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