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CAA東京(千葉県柏市・永谷敏行社長)は8月21日、「CAA創業30周年記念Part3&新コーナー誕生AA」を開催した。
当日のセリは、出品2396台を集荷。成約は1567台、成約率65.4%、平均成約単価54万8000円の好結果を収め、創業周年記念に相応しい活発な売り買いが展開された。
CAA創業30周年を迎えた今年は、CAA全4会場を通じてPart4までイベントを予定。今開催はPart3として、ドリンク詰め放題の出品落札取引賞に加え、ダブルチャンスとしてスマートウォッチが当たる大抽選会を催すなど、会員に感謝の意を込めた各種イベントを催し、会場を盛り上げた。
また、開催タイトルに題した新コーナー誕生として、今開催より「CAA東京ファーストコーナー」「エコスペシャル」「普通車&バントラコーナー」の3コーナーを新設。「CAA東京ファーストコーナー」は、1ヶ月間CAA東京に出品歴のない新規搬入車または初出品の再出品車を、また「エコスペシャル」は排気量1800㏄クラス以下(バントラ・軽を除く)の車両を対象とするなど、新コーナーを通じて、売りやすい買いやすいコーナー編成を実施した。
セレモニーで挨拶に立った永谷社長は「CAA東京は1999年10月に第1回目のオークションを開催したが、CAAグループとしては中部会場が、1988年5月に第1回目のオークションを開催して以来、本年で30年を迎えることができた。これも会員皆様の常日頃からのご支援のおかげ」と謝辞を述べた。続けて「CAAグループは、会員の皆様が『売りやすい・買いやすい・参加しやすい』会場になるため、様々な取組みを行ってきた。4会場展開はもとより、2005年にはインターネットサービスのシグマネットワークスを設立し、業界最大規模の82会場と接続。また、2012年には共有在庫のストックワンプライスを開始し、総掲載台数6万5000台を誇るまでになっている」と紹介した。CAA東京のトピックスとして「1年前の8月に2レーンから4レーンを実施した。4レーン化によりセリ時間は約2時間短縮し、中味の濃いオークション開催ができるようになった。加えてレーン数の増加により、今開催から新コーナーとして誕生した3コーナーの立ち上げもできた。CAAは引き続き会員皆様の利便性向上を図り、皆様の商売に沿った様々な取組みをしていきたい」と述べた。
続いて杉浦弘将会場長より、新コーナーの紹介がなされ、セリスタートとなった。
取材の場で永谷社長は「3年前から活発な売り買いができるオークションを目指し、取組んでいる。中でも中部会場・東北会場は、取組みの成果が成約率に顕著に表れている。全国的に出品が厳しい中、成約率は上がっており、東京会場も同様にしたい」と想いを語った。杉浦会場長も永谷社長の話に呼応するように「新コーナーが、活発な売り買いに繋がり、成約率向上の起爆剤にしたい」と意気込みを語った。
永谷社長は創業30周年のイベントについて「30周年を迎えることができたのは、会員様にCAA4会場を支えてきていただいたおかげ。その各会員様に対して感謝の気持ちが少しでも広く行き渡るように、Part4までイベントを行い、感謝の意を伝えていきたい」と語った。また、上半期の実績は順調とし、今後は「タブレット端末による検査員の検査基準統一化により、検査は既に高い信頼と評価を得ているが、更に充実させるために、8月に岐阜会場、10月に東京会場に検査棟を設置し、ヤードを含めたインフラ整備に注力し、ハード面の充実を図る」としている。
杉浦会場長は「7月より取組んだ『軽初出品&軽コーナー』も平均出品が500台を超えるなど、安定した出品をいただけるようになった。より分かりやすくなったことで出品数も増え、落札店にも注目をいただき、成約率も順調に伸びている。人気の軽自動車を柱の一つとして充実を図りながら、売りやすい・買いやすい・参加しやすい会場にしていく」と語った。
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