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中古車買い取りフランチャイズチェーン(FC)を展開するユーポス(大阪府大阪市・柏原隆宏社長)は9月13日、全国74店舗目となる「ユーポス宍粟店」(兵庫県宍粟市)を新規オープンした。中古車販売業、ひまわり自動車販売(佐古井あさよ社長)によるFC新規出店で、関西地区で65店舗目、兵庫県で12店舗目の出店となる。比較的クローズドマーケットである宍粟市で地域密着型営業を展開する。
ひまわり自動車販売は、自動車整備、鈑金・塗装、レッカーサービスなどを展開する神戸鈑金(佐古井隆彦社長)の子会社で、数年前から中古車販売事業を展開している。「整備需要が減少する中、管理ユーザー数の減少が大きな課題だった。新事業の展開で流れを変えたかった」(佐古井亮専務)とするように、中古車販売、買い取り事業に前向きに取り組む。
「近隣には買い取り店がなく、少し離れた姫路市まで足を伸ばすユーザーも多い。地元でお客さんを循環させるようなビジネスを展開したい」(佐古井専務)という思いもあり、新たなユーザー窓口として、ユーポスFC加盟を決めたという。佐古井専務は同店の店長を兼務する。
同店の周辺商圏には、人口約3万人に対し40数社の整備工場が存在し、ディーラー店舗がない。ここ数年で小規模店が減少する中で、生き残りをかけた事業展開を模索する。「高齢化が進み、免許を返上するドライバーも多い。一方で自動車は『生活の足』として必要不可欠で、事業の永続性を考えると新規客との接点作りが不可欠」(佐古井専務)と話す。整備や鈑金・塗装などで培った事業基盤を生かしながら、新事業での相乗効果を狙う。
今年は特に、積極的な出店攻勢が目立つユーポスだが、「店舗開発部門が発足して3年あまり。ここに来てFC出店の増加が成果として表れ始めている。中でも自整業によるFC出店が目立つが、自整業の持つ顧客管理のノウハウはわれわれ買い取り店にはない特徴でもある。また、鈑金・塗装などを手がける場合は、オークション出品前の補修なども自前で実施でき、有利な部分が非常に多い」(柏原社長)とし、自動車整備、鈑金・塗装業と中古車買い取り店の相乗効果に期待する。
同店は中国自動車道山崎インターチェンジ近くの好立地。大型ショッピングセンターのイオンや家電量販店などが店舗を構える市内中心部に位置する。
<ユーポス宍粟店>
兵庫県宍粟市山崎町中井21、TEL:0790‐62‐0506
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