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日産ユーズドカーセンター(神奈川県座間市・奥山建社長)が運営するNAA東京の映像出品コーナーが好調だ。同コーナーを運用する映像流通部高麗静男部長に好調の理由を聞いた。
―直近の実績をお聞かせください。
9月27日の出品数は170台で、これは過去最高の実績となりました。昨年11月のスタートした時点では、出品販売会社は3社27拠点でしたが、現在では24社65拠点、関東エリアの日産販売会社ほぼ全てから出品をいただいております。
本日のNAA東京全体の出品数が799台ですから映像コーナーへの出品は全体の2割以上の比率になるまでとなりました。今期平均成約率は59%と現車に比べると率は下がりますが、小売優先の車両を出品しながら商談が出来るメリットが出品店からは好評です。
―映像コーナーが好調な理由は
最大の理由は検査にあると考えています。現在映像コーナー専任の検査員は5名おりますが、その全員が高度な教育プログラムを受けた自社の検査員です。当然落札店は現車を確認することなく映像のみで落札する訳ですから、高い検査精度が求められます。しかしながらクレーム率は現車と比べてもはるかに低く、映像でも安心して買えると落札店からも高い検査精度に評価をいただいております。
他高実績の理由としましては、出品店から見れば現車を展示場に置いたまま出品できます。あくまでも小売優先の車両を出品しながら商談ができる。開催日前日の午前中まで商談ができ、成約すれば出品が取り消せる。そんな販売店(出品店)の利便性を考えると自ずと出品増にもつながりました。
また、検査員が営業のスキルをもっています。出品店との関係も良好で、こうしたことも出品増へとつながっている理由の一つです。
―落札者側から見たメリットは
やはり検査精度の高さと、即小売タマとして通用する車両であることが大きいと思います。映像コーナーの出品車両は全て日産販売会社からとなります。当然小売用の車両が多い訳ですから、小売につながる良質な車両が仕入れられます。仕入れ後、即小売用車両として展示場にならべられると、落札店からも喜んで頂いております。
―今後の目標と抱負について
2013年上半期の出品数は一開催平均で67台でした。これを下半期では平均100台にもっていきたい。これは良質車を市場に安定供給するというNUC(日産ユーズドカーセンター)としての使命ですし、長期的なタマ不足に悩む中古車販売店の力に少しでもなれればという想いです。
出品が増えれば検査員は忙しくなりますが、当社の目的・使命を良く理解してくれているので、そこは安心しています。
やはりオークション会場は検査員が宝です。我々はそのサポートをするだけです。
(聞き手:近藤厚志)
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