オリックス自動車／高成約率を誇る入札会「オートプラザ」　多種多様なラインアップと良質なリースアップ車輌が特徴

オークション 2012年11月23日

多種多様な車輌が並ぶオートプラザ厚木会場

オリックス自動車（東京都港区・亀井克信社長）が運営する入札会「オートプラザ」は、年間出品台数約５万台（２０１１年度実績）に及び、入札会会場として国内最大級の規模を誇る。成約率はここ３年の実績値でも約９０％の高実績を記録している。これは、バイヤーが望む車が出品されており、バイヤーが買える会場として認識している証しである。

そこで、同入札会会場の特徴を探るとともに厚木会場・吉岡所長に話を聞いた。

「オートプラザ」は仙台・厚木・神戸・福岡の４会場で開催。開催日は、神戸・福岡は毎週火曜日に、仙台・厚木は毎週水曜日に開催。

同会場の出品車は特徴があり、大きく３ジャンルに分類できる。

１つ目は、「法人向けリース車」。業界Ｎｏ１のオリックス自動車が、法人向けにリース契約していた車輌が大量に出品されている。しかも、リースアップ車の大半はメンテナンスリースで、法定点検、スケジュール点検等が徹底されており、整備が行き届いている。乗用車、ライトバンの他、冷凍車やダンプカー等、様々な架装を施した車輌も含め、多種多様なラインアップとなっている。

２つ目は、「個人向けリース車」。同社の「マイカーリース」と「いまのりくん」は個人向けリース。このリースアップ車は、２年落ちの車輌も含め高年式車が多く、車種ラインナップも豊富な点が特長。

３つ目は、「レンタカー」。同社の管理台数は５万２０００台（２０１２年９月現在）と、業界第二位を誇る。法令上、定期点検が義務付けられており、メンテナンスリース車同様に良質かつ高年式で、ナビが装着された車輌が多く出品されている。

同入札会はｗｅｂサービスも充実している。ｗｅｂ上で出品車の車検証を確認でき、且つ、フル型式まで確認出来る車輌も多く、グレードの確認が容易にできるため、会員から高い評価を得ている。出品車輌で損傷が大きいものは、損傷部位写真をｗｅｂ上へ掲載しており、会員が安心して入札できるようにしている。

手数料（落札料）は１台につき９０００円。入札は無料。

‐オートプラザ厚木・吉岡所長‐

■出品車について

厚木会場は、毎回約３００台の出品。車種構成は、乗用車と貨物（軽含む）のそれぞれが半分ずつ。
軽から大型車までバランスよく出品されているのが特長。フォークリフト、高所作業車、マイクロバスなどの特殊な車も毎回出品されている。

■入札会の特長

入札会は一発勝負だが、入札締切時間まで、じっくり下見ができる。特にトラックなどの架装車は下見が重要。入札前に下見をし、相場を調べ判断できることが特長。オートプラザ内での売却実績を過去３カ月前にさかのぼり確認できる仕組みも好評。

■入札方法について

東京、神奈川を中心に数多くのご来場をいただいている。ご来場の際には、会場内ＰＣより入札が可能だが、ご来場されず、ｗｅｂのみで入札いただく方も数多くご参加いただいている。

■今後の取り組みについて

会員の皆様からご要望の多い、冷凍、ダンプ等の架装が施されたトラックを集めた特別な開催を計画中。

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