ベイオーク／　中国「福馬二手車服務有限公司」のＡＡ会場が開業式　　ベイオーク塩原社長ら関係者を招待

オークション 2012年03月23日

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蘇州で開業した福馬ＡＡ

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ベイオーク（大阪市住之江区・塩原淳平社長）が昨年６月業務提携に合意し、２０１２年１月に発表を行っていた中国・蘇州市の中古車オークション運営会社「福馬二手車服務有限公司」のＡＡ会場が、２月28日（火）、政府関係者やベイオーク塩原社長と、現地の４Ｓ店など自動車業界関係者を招待し、開業式を行った。　

同社が中国ＡＡ企業・福馬に提供したのは、オークションに関する検査技術・査定方式・オークションシステム構築・組織づくり・会員開拓など。提携した福馬二手車服務有限公司は、中国政府と中国人投資家などによる100％中国資本の企業。オークション会場は、新車ディーラーや４Ｓ店（情報部品・整備）が集まる凱馬広場（がいまひろば）に所在する。

　同ＡＡ会場にはベイオーク社の提案で、地元政府や公安関係が協力し、オークション会場内に日本でいう陸運支局を誘致。名義変更およびナンバープレートの発行など、当日に登録受付を行うことが可能となっている理想のＡＡ会場。現段階で中古車専業者の会員登録は無いが、出品はユーザーでも可能とするＢｔｏＢ、ＢｔｏＣ、ＣｔｏＣと全対応モデルとなっている。会員については、今後、募集活動を行う。

開業式に出席した塩原淳平社長は、「取引にユーザーも参加するため、売買成立後は売掛取引せず、銀連カード若しくは現金で車輌代金などを支払う。バイヤーは支払いを含め規定の手続きを終えれば、自走で乗って帰るようになっている。日本でいう陸運局が入っているので名義変更手続きが簡素されている。取引の単位が一律ではなく、１０００～５０００元と単価に比例し、可変が可能となっている。今後、中国式オークションのスタンダードになれると思う」と語った。

【総経理インタビュー】

‐オープンにあたっての意気込み（今後の展開、方向性）について‐
「オープンを機に、蘇州の車業界に顔を出し、ビジネス関係を構築し始めたい。これから先ずは４Ｓ店を提供者、中古車業者を買客目標として入会営業を展開し、３ヶ月で月１００台の成約を目指す。同時に、広告、宣伝などを通して個人ユーザーの中で会社名と業務特徴を広げたい。先ず第一にお客様の事を考えるという社員教育を行い、本当の意味でのサービス業にしていく」。

‐ベイオークの技術提供‐
　「今まで会社の事業計画、査定基準、宣伝内容、特にオークションシステムの構築において力を発揮して頂いた。今後は会社の営業戦術、経営アドバイス、オークション会場としての裏方の仕事（例：鍵の管理、クレーム処理方法等）、仕事の進め方についての指導を期待している」。

‐社名（ロゴ）の由来について‐
　　天秤は弊社が提唱した経営理念の公正、公平を意味します。馬は会社名の福馬を代表し、尖っている一本の角は部隊(業界）の一番先頭に立って道を開くものを意味する。（中国の中古車事業を新しい道へリードする）。

‐開業セレモニー概要‐
　　出席要人・木涜鎮共産党委員会書記（もくどくちん）、木涜鎮共産党委員・副鎮長・木涜経済開発区管理委員会主任、呉中区工商局木涜分局局長、木涜交通警察中隊隊長、木涜経済開発区管理委員会副主任・呉中区自動車商会秘書長、その他・政府要人、４Ｓ店、中古車業者、日本側ＶＩＰ、一般来賓、地元ＴＶメディア（９社）などを含め、当日は約200名が式典に出席した。

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