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自動車5団体(自工会、部工会、車工会、自機工、自販連)は1月5日、都内のホテルで合同賀詞交歓会を開催した。このイベントでは、前会長の豊田章男から新会長の片山正則への引継ぎが行われ、両者が重要なスピーチを行った。
片山正則新会長は、令和6年の能登半島地震で亡くなられた方々への哀悼と被災者へのお見舞いを述べた後、自動車5団体の代表として新年の挨拶を行った。昨年の活気回復と自動車産業の飛躍を認め、2024年をより飛躍の年にしようとの意欲を示した。
片山会長は、自動車産業に直面する課題に取り組むため、7つの具体的なアクションプランを取りまとめたことを発表した。特に、物流の停滞が懸念される2024年問題に対処するため、自動車産業を超えた連携と自動運転技術の活用を強調した。また、カーボンニュートラルの実現や電動車の普及促進に向けた政策の重要性を強調した。
一方、豊田章男前会長は自工会の歴史を振り返り、自動車業界の変革期におけるリーダーシップやチームの重要性に言及した。2024年を震災復興や物流問題への対処の年と位置付け、互いに助け合う「優しさ」の重要性を強調した。また、日本全体に愛を持つ姿勢が重要だと訴え、地域や社会の復興に向けて呼びかけた。
両会長ともに、自動車産業の将来に対する強い決意や協力を示し、持続可能なモビリティ社会の構築に向けた展望を共有した。
【動画リンク】
https://youtu.be/-mgbQlrIAF0
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