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日本鉄リサイクル工業会(東京都新宿区)は9月1日、国内の鉄スクラップマーケット情報を発表した。
8月の国内鉄スクラップ市況は、一部に値上げが見られたが、総じて需給が均衡したまま様子見が続く展開で終始した。7月中旬の関東地区輸出テンダーを受けた大手電炉の全国的な値上げの後、関西地区の電炉はそれに追随することなく購入価格を据え置き東高西低の状況となっていたが、8月も基本的にその傾向が続いた。
8月9日の関東地区輸出テンダーの落札値はほぼ国内価格に近いもので、国内相場は変動が無いまま中旬の連休に入った。連休明けの為替相場が円安の動きとなったことから、8月下旬には大手電炉が「輸出阻止」対応の値上げを発表したが、多くの電炉は追随せずに様子見姿勢であった。
猛暑により建物解体や発生工場から発生する鉄スクラップが減るといった現象が見られる一方、輸出については需要が強くないものの輸出量は前年を上回る状況にあり、需要家筋は値下げには慎重である。国内外とも需給が低位均衡している状況でマーケットを大きく動かす決め手に欠けており、様子見商状が続いている。
8月末のH2炉前価格は、関東が5万~5万1000、関西(大阪・姫路)が4万9500~5万1000円で、前月末比較では関東はほぼ変わらず、関西で1000~2000円ほど高くなっ
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