川崎大輔のアセアン人材コラ⑰ - グーネット自動車流通

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川崎大輔のアセアン人材コラ⑰

コラム 2022年12月20日
本音を言えばずっと働いてほしい
会社名:アセアンカービジネスキャリア
上田常務(中央)とベトナム人高度人材ズン氏(右)、技能実習生ヴァン氏(左)

上田常務(中央)とベトナム人高度人材ズン氏(右)、技能実習生ヴァン氏(左)

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 岐阜日石(和田隆社長、岐阜県)では、ベトナムから3名の技能実習生を受け入れている。和田社長がベトナムを訪問し日本語学校や研修センターなどを見学。企業トップ自らベトナムの人材と市場について理解をした。その後、上田常務が、ハノイを訪問し実習生を面接。2020年11月に実習生たちが来日した。実習生が来日する前に、日本語N2レベルの大卒ベトナム人整備エンジニアのズン氏も採用し、技能実習生の受け入れ体制を整えた。「技能実習生を受け入れるにあたっての不安は言葉の壁でした。受け入れ先の工場は初めてのことでしたのでどう対応したら良いのか?言葉が通じないので技術指導をするにはどうやったら良いかの不安を持っていました。しかし最終的に、大卒で日本語N2のエンジニアを採用。お陰で通訳翻訳の不安は無くなりました」。

 上田常務は「日本にきてよかったという思い出も作ってあげたいです。彼らの魅力は、自分たちの方から輪の中に入っていこうという意識が強いことです。職場での雰囲気が明るくて社風がよくなっています。本音を言うと、5年という期間だけでなく、ずっと日本に残って欲しいと感じています。技術的な能力、人間関係も良いので、次に担うベトナム人の教育まで携わってほしいと考えています」と語る。

 技能実習制度とは、出身国において修得が困難な技能等の修得・習熟・熟達を図るもので、期間は最長5年とされている。しかし、自動車整備は単純労働でできない難しい職種だ。日本にいる5年間だけの単なる労働力となっているのが現状だ。「人手不足というとことで、ただの労働者というところで考えていくと問題が発生してしまいます。最先端の技術を教えながら、彼らからその能力を提供していただくことが重要です」(上田常務)。彼らの学ぶ意欲は高い。技能実習による外国人整備人材に対して、整備士等資格取得のチャンスを与えられる制度設計が望まれる。活用しやすい制度の他にも、企業の外国人受け入れ体制の構築など、日本の自動車整備業界として積極的な道筋をつけておくことが重要となるだろう。

<川崎大輔 プロフィール>
大学卒業後、香港の会社に就職しアセアン(香港、タイ、マレーシア、シンガポール)に駐在。その後、大手中古車販売会社の海外事業部でインド、タイの自動車事業立ち上げを担当。2015年半ばより自らを「日本とアジアの架け橋代行人」と称し合同会社アセアンプラスコンサルティング にてアセアン諸国に進出をしたい日系自動車企業様の海外進出サポートを行う。2017年に株式会社アセアンカービジネスキャリアを立ち上げアセアン各国からの外国人整備エンジニアを日本企業へご紹介。アジア各国の市場に精通している。経済学修士、MBA、京都大学大学院経済研究科東アジア経済研究センター外部研究員。


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