ＪＵ福岡（古賀市、徳永正義理事長）は１２月４日、「ＪＵ福岡創立４９周年記念オートオークション（ＡＡ）パート２」を開催した。出品台数は今年度最多の２７４８台に上り、成約率は６３．２％の高率だった。１１月２７日開催のパート１と合わせた合算では、総出品台数５０８５台を集荷、タマ不足の中、会員が一丸となった４９周年記念ＡＡで盛り上がった。県外からも多数の来賓が集まるなど、「オールＪＵ九州」の団結力の強さを改めて実感する記念開催だった。

　セリ開始前のセレモニーでは、徳永理事長が挨拶に立ち「５０８５台ものご出品を２開催で集めることができました。皆様お一人おひとりのご協力のおかげです。心から感謝申し上げます。今年はコロナウイルス感染拡大により、大変厳しい一年となりましたが、青年部記念ＡＡでの強い結束力など、会員の皆様のご協力のおかげで、活発なＡＡを継続開催することができました。本日は出品台数が多く、長丁場のＡＡになりますが、来年が今年以上の良い年となりますように、活発な仕入れをお願いします」と挨拶を述べた。

　セレモニーには、ＪＵ鹿児島の新園康男理事長やＪＵ宮崎の黒木嘉興理事長、ＪＵ熊本の永松守理事長、ＪＵ佐賀の田中新二理事長をはじめ、多くのＪＵ九州首脳が来賓として会場に駆け付けた。

　多くの来賓を迎える中、ＪＵ福岡が長年取り組むチャリティー活動として、交通遺児育成のための募金の贈呈式を行った。寄贈先の公益財団法人交通遺児等育成基金と社会福祉法人西日本新聞民生事業団の関係者をＡＡ会場に招いた。独立行政法人自動車事故対策機構福岡主管支所の中山雅浩支所長、西日本新聞民生事業団の津田祐一事務局長が浄財の目録を受け取り、感謝状を手渡した。
この寄贈式は、毎年同記念ＡＡ開催前夜に行う「年忘れの会」で実施してきが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から開催を見合わせていた。

　ＪＵ福岡ＡＡでは、流通委員会（出口隆二委員長）を中心に活発なＡＡ事業を推進、青年部会（白川嵩太郎部会長）との協力関係も強く、親会と青年部会が一体となった盛り上げで、ＡＡ事業を活性化している。今年度のＡＡで、２０００台超えを達成したのは、今回のほかに、７月２４日開催「青年部・ＪＵ九州合同サマーＡＡ」（２６２２台）と１０月２３日開催「青年部担当記念＆オールＪＵ全国リレーＡＡ」（２５７５台）、１１月２７日開催「創立４９周年記念ＡＡパート１」（２３３７台）だった。